2019年9月24日にGoogleが実施したコアアップデートにより、検索順位の大幅な変動に見舞われたウェブサイトが多いようである。

コアアップデートとは、Googleが「検索アルゴリズムとシステムに重要かつ大規模な変更を加える」ことであり、これによりGoogle検索順位が大幅に変動することがあるわけだ。

Google では年に数回、検索アルゴリズムとシステムに重要かつ大規模な変更を加えており、このような変更を「コア アップデート」と呼んでいます。コア アップデートは、全体として、関連性が高く権威あるコンテンツを検索ユーザーに提供するという Google の使命を果たすために行われます。また、コア アップデートは Google Discover に影響する場合もあります。

上記はGoogleによる「ウェブマスター向け公式ブログ」からの引用なので、興味のある方はリンク先の記事を読んでいただきたいが、今回のコアアップデートの影響は一部のサイトにとって非常に大きいものがあったようだ。

ウェブマスター向け公式ブログの記述はかなりキレイ事のように感じられるが、上記引用の「関連性が高く権威あるコンテンツ」とは、簡単に言えば「公式サイトによるコンテンツなら何でも高く評価される」というようなイメージだろうか。

部外者による質の高いコンテンツよりも、それほどでもない公式サイトによるコンテンツの方が高く評価されると。

そんなコアアップデートの影響をもろに受けているようなのが、アフィリエイトサイトの作成により生計を立てている方で、サイトへのアクセス激減により収益も激減するという状況があるようだ。

このブログを例にしても仕方ないだろうが、今回のコアアップデート実施と時期を同じしくしてアクセスが減少している。

匿名による得体の知れないブログの検索順位を下げるのは正しい方向性なのだろうが、一部のやっつけ記事を除き、真面目にまともなコンテンツを作成しているつもりなので、結局順位が下がったのは「公式サイト」の類いで無いとみなされたからだろう。

それでは、私が司法書士事務所の「公式サイト」として運営しているものがどうかといえば、コアアップデートを機にアクセス数がかえって上昇する傾向にある。

どうして、事務所公式サイトが「関連性が高く権威あるコンテンツ」と評価されるのかはよく分からないが、かなり正しく判定されているのは事実だと思われる。

何だか良く分からない話になってしまったが、司法書士事務所など士業事務所の公式サイトで、9月以降にアクセス数が大幅に減っていたりしたら、ちょっと焦った方がよいのでは無いかと。