今年も残り僅かとなった。12月28日を最終営業日とすると、今日(12月18日)を含めてあと9日間しか営業日が無いことに気付き、今さらながら焦る。

ここまで年末が押し迫ってくると、今年のうちに新たに司法書士へ相談・依頼しようと考える人は少ないと思われる。大掃除じゃ無いんだから、何かのCMであったような「今年の汚れ、今年のうちに」という気持ちになるよりは、緊急のものを除いては来年で良いかと考えてしまうのが普通だろう。

ただ、上記の例外であり、緊急であるものとして債務整理業務がある。かつては、年末に向けて消費者金融(サラ金)からの取り立て(督促)が激しくなることにより、駆け込みで年内のご相談を希望する方が多かったような記憶がある。その頃は、社員が取り立てにやってきて、少しでも払うまで帰らないなんてこともあった。

今では年末だからといって極端に督促行為が激しくなることは無いだろうが、12月末の支払いが出来ないまま年を越すのは気持ち的に避けたいという考えも働くのかもしれない。そんなこともあってか、本日月曜日には債務整理についてのお問い合わせが複数入った。

債務整理に関しては、年末にかけて今後も新規お問い合わせが入っていくだろう。その他には、期限が重要なものとして相続放棄などのご相談もあるかもしれない。相続放棄の手続きを3ヶ月以内にするとなれば、年末年始を挟むと期限が心配になってくるというわけだ。

一方では、相続登記などの期限が重要で無いものについては、やはり年明けの相談にしようということになりがち。

電話は入るものの年内での日程調整は難しく、来年に持ち越しになるものもあったりで。12月24日(日曜日)の午後に予約を入れたいといわれても、さすがにそれはお断りした。すると、年明け1月6日(土曜日)ならどうかと言うのだが、それも無理だとお断りした次第。

こちらとしても年末年始の週末などに予約を入れるのは避けたいので、やはり年末年始の新規ご相談やご依頼は少なくなるわけだ。「年末年始も年中無休でご相談いただけます」などとすれば、けっこうご予約は入るのかもしれないが、そこまでする気は無いし。

結局、自分自身も年末のこの時期は何となく浮き足立っているので、最低限やるべき事を済ませることを優先して、新たなことはしたくないということか。経理処理やら、今年中に支払うべきものの確認とか、年賀中の印刷とか。実際には、やってしまえばどれもたいした時間はかからないはずなのだが、どうしても先送りにしてしまう。

やるべきことを早く終えてしまい、時間のある年末年始には来年に向けての戦略などを練っていければ良いのだろうが、結局大したこともせずに過ぎていくのがいつものことであり。