休みの日に自宅からブログ更新をするのはかなり久しぶりのことである。新たに購入したノートパソコンを自宅に持ち帰ってきたので、なんとなく気分が乗って書いているというのもあるが、ここのところの新規お問い合わせの少なさに焦っているというのも大きい。

少なくとも新型コロナウイルスの感染が拡大する以前は、10年以上の長期にわたってウェブサイトからの集客のみにより何とか事務所を維持してきたのだが、最近ではウェブサイトに力を入れる司法書士事務所などが非常に多くなっていることで、今後の集客を不安に感じているのも事実。

たとえば、Googleで「法定相続情報一覧図」と検索すると約242,000件のページがヒットする。そして、当事務所ウェブサイトの「法定相続情報一覧図の作成」のページはようやく70位に表示される。

かつては、当事務所ウェブサイトも、相続登記や相続放棄などのキーワードで検索結果の1ページ目あたりに入っていたこともあるのだが、今ではどちらも100位にも入っていない状況。

ウェブサイトによる集客を本気でやっている司法書士が何人いるのか分からないけれど、とにかく司法書士業務関連のキーワードで上位表示されるのは、殆ど不可能に近いと思ってしまう。

現在でも「相続登記」で検索すると個人の司法書士事務所によると思われるページが1ページ目に入っている。SEO対策をおこなうことで、狙い通りに上位表示されているのだとしたら本当にすごいことだと思うが、果たしてどうなのだろうか。

最近は、債務関連業務の集客にも再び力を入れようと考えているところであり、債務整理、自己破産、個人再生などのキーワードで上位表示されるサイトを見ているところだが、こちらは司法書士よりも弁護士が多い分野なので、上位争いははるかに熾烈に感じられる。

実際に上位に表示されているのは、弁護士個人が1人で作成しているサイトなんてのはまず存在せず、複数の弁護士が書いていたり、または、専門のスタッフ(外部のライター?)が書いたものを弁護士がチェックしていたりもするのだろうが、とにかく質量ともに圧倒的にすごい。

このようなサイトに私1人で作成するサイトが太刀打ちできるはずもなく、司法書士のサイトはまだまだ競争がゆるいのだと思った次第。

さて、全体的にみれば既に圧倒的にどうにもならない状態になっているわけだが、当事務所所在地の周辺だけをみるとまた状況は変わってくる。たとえば、「債務整理 ○○市」のような検索だと、当事務所サイトがまだ3位に入っていたり。

これまでも、新規のご依頼が少ないときはウェブサイトの更新に力を注ぐことで、再び仕事が増えるように頑張ってきた。今もそういう時期だと思って、ウェブサイトのSEO対策に力を入れていきたいと考えている。

とりあえずは、自己破産、個人再生などのキーワードでももう少し順位を上げることでお問い合わせを増やしていきたい。たいした内容のない投稿になってしまったが、これもまたSEO対策なのだ。