事務所ウェブサイトからLINEによるご相談予約ができるようにした。

LINEを使うといっても、個人のLINEアカウントを公開したりする必要はなく、LINE for BusinessでLINE公式アカウントを開設することにより、事務所アカウントでメッセージのやり取りがおこなえるのだ。

偉そうなことをいいつつ、LINE for Businessや、LINE公式アカウントについて知ったのは今日のことであり、まだよく使い方も分からない。それでも簡単に使い始めることができたので、とりあえず手順を記しておくことにする。

まずは、LINE公式アカウントを開設し、すぐに認証済みアカウントの申込みもおこなった。認証済みアカウントに審査には時間がかかるようなので、とりあえずは、未認証アカウントの状態で運用を開始することに。

アカウントは自動的に割り当てられるものでも問題ないのだろうけど、好きなIDがつけられるプレミアムIDというのを利用することにした。

あとは、事務所ウェブサイトにLINEの「友達追加」ボタンを設置すれば準備完了。ご相談希望者が当事務所アカウントを友達追加すれば、メッセージのやり取りが出来るようになるわけだ。

ところで、今回は「LINEによる相談」ではなく、LINEでできるのはあくまでも相談予約のみとした。

当事務所へはメールや電話によるお問い合わせも多数入ってきていることもあり、「メールや電話のみによる無料相談」はそもそも受け付けていないので、LINEについても同様としたわけだ。

メールや電話のみによる無料相談は承っていないとサイトにはっきり書いているのに、電話無料相談希望者からの電話が頻繁にかかってくるくらいだから、電話無料相談を受け付けるようにしたら業務に支障をきたすような状況になるのは間違いのないところ。

LINEについては無料相談を受け付けるようにしたとしても、すぐ相談が押し寄せるような状況になるとは思えないけれども、だからといって、わざわざ無料相談を受け付ける必要はないかと。

先日のZoomによるオンライン相談受付開始にしても、今回のLINEによるご相談予約にしても、目に見えての集客効果は上がらないと考えている。

それでも、月に1,2件でも新規受注に繋がればじゅうぶんに意味はあるのだし、新しい技術にちゃんと対応しているイメージ作りにも寄与してくれることだろう。

タウンページからLINEまで。どんな広告メディアにも対応していくのが、零細司法書士事務所が力強く生き抜いていくためには必要なのだ。

もっと歳をとって、自分が新しいものに着いていけなくなったら、このようなやり方は無理ですけど。