2020年6月最終週(25日から29日まで)は16件の来客があった(このうち新規のご相談は6件)。今週のみで判断すれば、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の状況にほぼ戻ったようだ。

もちろん、感染防止のために最大限の注意を続けているから、来客にはマスクの着用を求めているし、接客は飛沫防止用のアクリルカウンター越しにおこなっている。

それでも、ご相談者が持参した書類等に触れることも多いし、備え付けの筆記用具や朱肉等をご利用いただくこともあるから、いくら注意をしているとはいえ感染防止対策には限度がある。

預かった書類を自席に持ち帰って作業し、昼食を摂るのも同じ机の上だったりするので、余り神経質に考えると所内に人を迎え入れることすら不安になる。

また、緊急事態宣言が解除されたことにより、街中ではマスクをしていない人の姿も多く目にするようになった。今後はマスクをせずに来所された人に対して、どこまでマスクの着用を厳守してもらうかが課題になりそうだ。

先日も持参されたマスクを事務所内で外してしまった方がいた。マスクをしたままでお願いしますと伝えたのだが、「暑いので・・・」などと言われ、ついそのままになってしまった。

至近距離ではあるが、飛沫防止用のアクリル板越しなので大丈夫だろうとは思いつつ、そんな感じのお客さんが増えてくるとすればやはり心配になる。

そんなこんなの不安を抱えつつも、事務所の売り上げが極端に落ち込む月も無しに、何となく今後もやっていけるかと感じた今週であった。

しかし、東京都での感染発覚人数が再び増えつつあるのが気になるところ(本日は21人とのこと)。