いよいよ日本が大変な状況になってきたようだ。

来年あたりにこの投稿を見返して、「あのときはもう駄目かと思ったけど、何とか日本は回復しつつあるな」なんて思えていたら良いのだが、現状では楽観的に構えていられる要素は皆無。

皆無と打とうとしたら「会務」と変換されてしまったが、それこそ不要不急な司法書士会の会務がどうとか言ってる状況ではまったく無いわけで。

くだらない脱線はさておき、本日のニュースを日経新聞から2つ引用しておこう。

内閣府が9日発表した2019年10~12月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動を除いた実質で前期比1.8%減、年率換算では7.1%減だった。

この記事は2020/3/9 10:23に公開されたものだが、新型コロナウイルスの感染が拡大する前から、すでに日本経済が悲惨な状況になっていたことが明らかになった。

やはりこれは2019年10月から消費税率が10%に引き上げられたことが最大の原因なのだろうけど、それに新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけた(もしくは、とどめを刺した)わけだ。

9日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、前週末比1050円99銭(5.07%)安の1万9698円76銭で終えた。終値ベースでの2万円割れは昨年来安値を付けた19年1月4日(1万9561円)以来、1年2カ月ぶり。

そんな状況下にあって本日の日経平均株価は1050円超も下落し、1年2ヶ月ぶりに2万円を割ってしまったと。

異様な自粛ムードの中で、当面は経済状況が悪化し続けていくことは間違いないだろうし、いつになったら回復へと向かっていくのか皆目見当が付かない。

現時点では回復のことを考えるより、どこまで悪化していくのかすら分からないのだから当然のことであるが。

当事務所のような家賃も人件費もそれほど負担が大きくない事業者の場合、経営的に焦る必要はないのだけれども、飲食店などでは1ヶ月も開店休業状態になるだけで危険な状況に陥るところも多いはず。

しばらくは息を潜めて状況の推移を見守っていくしかないのだろうが、とにかく前向きな考えが頭に浮かばない。

しっかり食べて、じゅうぶんな睡眠を取り。ジムには行けないので、外をジョギングするなどして体力を維持して。まずは自分の体だけでも守っていこうと思う次第。