今日は3連休明けの火曜日。自営業だから嫌な上司がいるわけでもないけど、3日も休んでしまうと仕事場に来るのが億劫だったり。

以前は3連休全てを休んでしまうのが不安だったりもしたけれど、近年は休めるときはしっかり休もうという気持ちになっている。と言いつつ、休み明けは却って疲れ気味で怠いことが多く、40代後半にもなって相変わらず何やってんだよという感じではあるのだが。

まあ、何だかんだとストレスの多い仕事をしていて、深酒をすることも無く毎晩ぐっすりと眠り、いつも元気はつらつな人なんて少ないのだろうけど。完璧な体調のときなんてそうそう無いものだって開き直り、あんまり冴えない毎日をやり過ごしていくってな感じで。

話は唐突に変わるが、「“年収400万円時代”に先手を打つ(NHK NEWS WEB)」によれば、「2020年には全世帯の6割が年収400万円未満になる」との予測があるそうな。

厚生労働省の国民生活基礎調査では、年収400万円未満(額面)の世帯が、2015年で既に47%だそうなので突然激増するってわけでは無いのだろうけど、6割の世帯が「額面の年収で400万円未満」というのは衝撃的に感じる。

「高齢者世帯の増加、非正規雇用の常態化、未婚世帯の増加」が主な原因とのことであり、たしかに高齢者世帯の比率が増えれば年収400万円未満の世帯が増えるってのは納得のいくところである。

しかし、大企業の正社員ならば年収400万円未満の人は少ないだろうし、そうでなくても、夫が正社員で妻がパートならば年収400万円を超えるのは難しくないように思える。

それなのに、全体としてみると400万円未満の世帯が6割にも達するわけだ。2020年というとだいぶ先のような気がしていたが、たったの3年後だ。

こんな状況じゃ、どう考えても東京オリンピックなんてやってる場合じゃない。国民の年収が少ないということは、国の税収も少ないということであり、つまり日本には金がないのだから。

終わった後の日本経済はどうやっても楽観的に考えられないし、今の日本の政治は不都合な未来から完全に目を背けているようにしか思えない。子供を増やせとか、経済の成長戦略がどうとかいっても、実現不可能な目標ばかり立てても意味が無いのだし。

さらには、2025年問題なんて話もあり。

「2025年問題」をご存知ですか? 「人口減少」「プア・ジャパニーズ急増」(週刊現代)
「これから10年間で、日本の人口は700万人減ります。15歳~64歳の生産年齢人口が7000万人まで落ち込む一方で、65歳以上の人口は3500万人を突破する。2025年の日本は、団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、人類が経験したことのない『超・超高齢社会』を迎える。これが『2025年問題』です」

この記事によれば、全国民の10人に1人が認知症になっていてもおかしくないとのことであり、そんな国がまともに成り立つのかと恐ろしくなる。医療費だって大変なことになっているだろうし、それだけ多くの人を誰が介護するのだろうか。考えれば考えるほど暗澹たる未来像しか頭に浮かばない。

話が大きくなりすぎるので、今日はこの辺で終わりにしようと思うが、「年収400万円未満の世帯が6割超に?」という話が衝撃的だったのでついブログに書いてしまった。

他の家の世帯年収のことはさて置き、収入が保証されていない零細個人事業主の私としては、自分と家族の生活だけでも守っていけるようにしなくてはと再認識した次第。

ただ、個人事業主の場合、最も心配なのは自分自身の健康。健康ならば必要最低限の収入を得ることは可能であるはずだが、体を壊してしまったらすぐに収入が途絶えてしまうこともある。だからといって、食生活に気をつけて酒を控えたり、健康診断をちゃんと受けていれば病気が防げるわけでもない。

それじゃあ、どうすれば良いんだという話にもなるが、自分が今後働けなくても最低限の暮らしが出来るくらいの状態には早く持って行きたいものだ。今の仕事のやり方で、いつそこに辿り着けるのかは不透明なのだが。