司法書士開業日記とのタイトルのこのブログだが、もはや仕事のことを落ち着いて考えていられるような状況にはあらず。朝日新聞のウェブサイトに「東京都で、新型コロナウイルスの感染者が新たに95人以上判明」との号外が16時14分付で掲載された。
東京都で確認された感染者数は、4月1日午後10時半時点で587人だったので、今日になって更に感染拡大のスピードが増している。3月24日に東京オリンピックの延期が発表されてから、毎日のように1日の感染確認者の最多人数が更新されているが、いよいよ爆発的感染拡大の状況になっていることが明らかになってきたか。
既に時遅しといった感もあるが、更なる感染拡大を少しでも抑えることを目的に、緊急事態宣言が出される可能性も高まってきたか。これだけ感染が拡大している4月1日になって、首相より「全世帯に2枚ずつ布マスクを配る」と発表してしまうような政権のやることだから、有効性のある対策は期待できないのだが。
さて、4月に入った今週になり当事務所への新規お問い合わせも激減している状況。1日に3,4件はお問い合わせがあるのが普通だったのが、今週は1件あるかどうかといったところ。そして、木曜日の時点で、来週のご相談予約は入っていない。緊急性のある場合を除いては、これから司法書士へ相談に行こうと考える人も少ないだろうから当然のことであるが。
いつまで通常どおりに事務所を空けておくべきなのか。営業は続けるとしても事務員の出勤はどうするべきなのか。自分自身はいざとなれば自動車で事務所へ来て、取りあえず電話応対などだけでも継続するという方法もあるが、法務局や裁判所が通常どおりに開いている限りは、司法書士事務所だけが営業自粛してしまうのも難しい。
スポーツジムへも外へ飲みに行くことも出来ず、ニュースを見ればコロナウイルス関連ばかりで、すでに精神的なストレスが限界に達しつつあるところだったが、今日の感染者数を見れば状況は悪化の一途を辿っていることが明らかになってしまった。
ところで、コロナのストレスを理由に飲んでばかりいたら酒で体を悪くしてしまいそうなので、今は外を走るようにしている。今のところ日本では外で運動することまでは自粛の対象になっていないから、早く仕事を切り上げたら、後はランニングでストレスを解消し、美味しいものを食べてたくさん寝るようにしていきたい。
仕事とか売上とかを考えるのは二の次にして、まずは自分や家族を守ることを第一に考えていかねばと強く思う次第。