ここのところ新規のお問い合わせも多く忙しい日々が続いている。

緊急事態宣言が3月21日に全都道府県で解除されてから、新型コロナの感染拡大傾向が続いている現状ではあるが、司法書士事務所へ相談に行くことなどについては、平常時に戻りつつあるというところだろうか。

今度は「まん延防止等重点措置」の適用なんて話も出てきているし、今のうちに動いておこうと考える人もいるだろうし。

平常時に戻ってきているといえば、債権回収会社や弁護士法人などからの請求に対する消滅時効援用のご相談も増加傾向にあるようだ。こちらも、コロナ禍にあって請求を控えていたのが、債権回収も通常モードに戻ってきたということか。

自分自身のことを考えてみても、相談者を事務所内に招き入れることにも極めて神経質になっていた頃からすれば、かなり気が緩んでいるのはたしかである。

相談者との間には飛沫防止のスクリーンを設置しているし、今ではマスクなしでの入室を当然にお断りできるようになっているから、感染リスクはかなり抑えられているとは思うが。

さて、気が緩んでいるからというわけでもないが、先週末は花見に行ってきた。

花見といえば、毎年桜が咲く時期には近所の公園でビールなど飲みながら楽しむのが恒例だったのだけれど、今年は宴会禁止の立て看板などが設置されていたため、いつもどおりの花見は断念。

上野公園など大勢の人が集まるところでの大宴会は問題だとしても、近所の公園で2人など少人数で少し飲むぶんには全く問題ないはずなのだが、行政としてはやってる感を出すのが必要なのだろう。

しかし、昼間に公園で花見をしながら飲むのは駄目なのに、午後9時まで居酒屋で飲むのは大丈夫だというのが、本当にわけが分からないところ。

さらには厚労省の職員23人が深夜まで宴会していたなんて報道を見たりすると、花見を我慢したのが本当に馬鹿らしくもなり。

まあ、花見のことは別とすれば、私自身は自宅で普通に晩酌ができていればそれで概ね満足だし、今のところ大勢での宴会など恐ろしくてお断りなのだが。