東京都の発表によると、新型コロナウイルスの新たな感染者は843人。1日の新規感染者数が800人を超えるのは1月29日以来だそうな。

東京都では3回目の緊急事態宣言が発出されるようだけれども、期間は4月29日~5月9日の予定だとのこと。こんな「連休中は家にいてね」というだけの対策で感染が押さえ込めるとは到底思えないのだが、東京オリンピック開催を前提にしている現時点においては、この程度でやってる感を出すのが限界なのだろうか。

そんなわけで、連休期間中以外は通常どおりに事務所の営業も続けるしかないのだが、狭い事務所の中に見知らぬ相談者を入れなければならないのが気になることも多い。

大勢での来所は避けていただき、マスクをして飛沫防止のパーティション越しの面談ではあるものの、毎回の来客ごとに完璧に換気などをするのは難しいし、その場所で一日の多くを過ごさなければならないのはやはり不安。

更に気になるのは、マスクをちゃんと着けていない相談者が多いこと。

最近は完全ノーマスクの人はほぼいないし、また、クルマの中にマスクを忘れてきてしまったというような人には、こちらで用意したマスクを着けていただいている。

また、顎マスクのの人や、なぜか相談時にマスクをはずそうとするお年寄りなどには、「マスクをお願いしますね」というように当然に声をかけられる。

問題なのは、マスクから鼻が出てたりする人。最近では、鼻どころか口まで出そうな不織布マスクの付け方をしている人を街中でも見かけるが、そういう人が相談者の中にも増えてきている。

現状では、顎マスクは注意できても、鼻出しマスクまでは注意しづらい。

顎マスクは本人も確信的にやっているわけだが、鼻出しマスクは一時的にずれてしまうことも実際あるだろうし、初対面の人にそこまで言うのはさすがに気が引けるのだ。

来所時から鼻が出ている人には言っても良さそうな気もするが、そのうち気付いて直すかなとかモヤモヤした気持ちのまま何も言えないのが現状。

今日も、口まで出そうなマスクの人が2人来所されたのだが、どちらも別に反社的な雰囲気の人でもないし、こちらの話も神妙に聞いている感じなので、マスクの付け方に悪気はないのだろう。

そんな感じで、普段とは違うストレスを感じつつも、零細司法書士事務所としては営業を続けていくしかなく。

少しでもストレスを減らすために、新型コロナウイルスが除去できる空気清浄機でも探してみようかと思ってみたり。シャープの普通のは前から設置しているのだけども、もっと効果的なやつがないかと。