先々週の半ばから丸1週間入院したために先週もあまり仕事ができず、今週からようやく日常に戻ったような状況。正月休みを除いては1週間も仕事を休んだことはないので、今になってもやるべき仕事が山積みではあるのだが、どうにもならないという感じでもない。こんなんだったら、1年に1度くらいは長めの休みをとっても問題無さそうだと思った次第。

体調については1週間以上もの間、酒を飲むこともなく規則正しい生活を送っていたせいもあり、入院前よりも健康体になったというような気もする。退院から1週間後に検査へ行く予定なので、そこで異常が無ければもうすっかり日常に戻れることになる。それでも、今後は定期的に休肝日を作ったり、もう少し身体を労ろうとは思っているが(ただし、今回の入院は酒が原因ではない)。

さて、入院中は時間があるだろうから、事務所のWebサイトやブログの更新に励もうと考えていたのだが、病室にいるとそんな気分になれず読書をして時間を潰すのがせいぜいであった。そんなわけで、この2,3週間は事務所のWebマーケティングにかける時間がほとんど無かったのだが、新規のご相談はコンスタントに入り続けている。

入院中にあったお問い合わせについても、私の退院後にご連絡を差し上げるということでお待ちいただいていたのも複数あり、1週間の休みがあったにもかかわらず受任件数は普段の月と変わらないペースになりそう。10年以上をかけて築き上げてきた集客力が簡単に損なわれることはないのだと実感。1週間程度であれば当たり前の話ではあるが、入院期間中はどうしても心配事ばかりが頭に浮かんでしまったわけで。

ところで、偶然かどうかは分からないが、先日発売された週刊誌で「○○に詳しい司法書士」と名前が載ったのは既に記事にしているとおりだが、その○○についてのご依頼が多くなっている。もともとご依頼の多い業務であり、ほんとうに単なる偶然の可能性も高いのであるが、実際に自分が依頼することを考えた場合には、大手のマスメディアでコメントをしているような司法書士なら信頼できると考えるのももっともなことである。

実際にご依頼があったのも、他では断られそうなものが立て続けだったので、やはり「○○に詳しい司法書士」だから相談してくださったのかもしれないと思ってみたり。商売っ気丸出しなことは出来ないたちなので、ご依頼者に何を見て相談したかというような話はしないから真相は分からないのだけれども。

しかし、一つ一つの積み重ねを地道におこなってきたことにより、今回のような取材を受けたりも出来たわけだし、これは一朝一夕には不可能なことなのだと思う。特にネットの場合には、積み重ねてきた時間やそこで作り上げてきたコンテンツの量と質がハッキリと目に見えるわけだから、努力が明確に結果に表れるものだと感じる。

まあ、10数年もひたすらウェブサイトやブログの更新に励んできたわりには、たいした営業成績を上げることも出来ずにいるというのも事実ではあるが。それでも、新規参入者には絶対に負けないつもりで今後も頑張るつもりなのでよろしくお願いします。