少し前にも同じようなことを書いた気がするし、そもそもの問題としてわざわざ記事にするような話題じゃ無いかもしれないが、このブログへのアクセス数(ページビュー数)について。ブログを書いている司法書士やその他の士業の方にとっては、他のブログにはどれくらいのアクセス数があるのか知りたい場合もあると思うので。

なお、ページビュー等の数値や、スクリーンショット画面はすべてGoogle Analyticsによる。自分のウェブサイトやブログへのアクセス状況をチェックするには、Analyticsを必ず利用していただきたい。無料ブログなどでは無理かも知れないが、使えるならば必ず利用すべきだろう。

さて、このブログは最初の記事を投稿したのが2016年9月28日なのでちょうど1年が経過したことになる。公開済の記事は111なので片手間で書いていた割りはコンスタントに投稿していたといえる。そのような司法書士ブログの直近1ヶ月間のページビュー数は2,894で、最も多かったのは昨日(9月28日)の204だった。

1ヶ月間のページビュー数

最近になってもアクセス数は更に増加の傾向にあり、昨日のページビュー数204はこれまでで最高のはずだが、今後も更に増えていくものと思われる。

直近1ヶ月間でページビュー数が多かったページは次のとおり。こちらもAnalyticsのスクリーンショット画面であり、1番目のページビュー数505なのはブログトップページ(司法書士.net/wp/)である。

司法書士ブログでアクセス数の多いページ

2番目以降についてもページの列に出ているのは、「記事タイトル」では無く「ページのURL」である。たとえば、2番目のページのURLは次のとおり。

http://司法書士.net/wp/日記/抵当権抹消と条件付賃借権設定仮登記抹消を申請/

このブログは記事のURLにも日本語を利用しており「記事タイトル」と「ページのURL」は一致していることが多いが、タイトルとURLを個別に指定することも出来るため、全てが同じだというわけでは無いので念のため。

さて、記事タイトル(ページのURL)をご覧いただければ分かるように、ページビュー数が多いのは司法書士(またはその関係者?)によって閲覧されているページであろうことが明らかである(このブログは実務についての備忘録的な意味合いもあるので、参考にしていただくのは一向に構わないのであるが、内容の正確性には一切の責任を負わないし、また、嘘を書くつもりは無いものの全ての場合において正しいとは限らないのでご注意いただきたい)。

司法書士がブログを書くのは、司法書士(またはその関係者?)に読んでもらうのが目的では無いのが通常だろう。匿名ブログなど息抜きのために書いているものもあろうが、司法書士事務所のブログであれば集客や事務所広報のために書いているのが普通であるはず。

しかしながら、当事務所のメインサイトやブログについても、大多数のアクセスは司法書士(またはその関係者?)によるものだと思われる。このことをどう考えるべきかといえば、積極的に更新をおこなうことで充実したコンテンツを提供しているサイトならばGoogle検索で上位表示されるページも多いはずなので、同業者からのアクセスも多いのは当然なのであり問題視する必要は無いだろう。

同業者などからのアクセスが9割でも、残り1割が見込み客からのアクセスであればそれで良いわけだ。SEO対策を主目的としてブログを書き続けていくとどうしても専門的な内容が多くなっていくのは仕方の無いところ。たとえば、「相続登記とは」とか「相続放棄とは」などといった記事ばかりではすぐにネタ切れしてしまう。

そのため、コンテンツの量が多くなって行くにつれ専門的な内容が増えてしまうのも必然といえるだろう。そうなると、見込み客である一般の方がアクセスしたとしても、自分には関係ないと思って去って行ってしまう危険性が高まる。それを回避するためには、一般の方がアクセスした場合に備えて、一般向けコンテンツへ上手く誘導できるようにしておくことが考えられる。

なお、このブログについては集客の目的は一切無いので、上記のような一般の方を誘導するような仕掛けは全くおこなっていない。

何だか最初に書きたかったことから話が完全に脱線してしまった。何とか話を戻すと、1年で約100記事を書いたこのブログは1日のページビュー数が200を超えるまでに育ってきたわけだ。このブログと同じようなネタを記事にしていけば同じくらいのアクセス数が得られるはずだが、その大多数は司法書士(またはその関係者?)によるはず。

それならば、あまり専門的なことは書かないという方法も考えられるが、基本的な話ばかりでページ数を増やしていくのは困難だと思われるからウェブサイトが育っていかない。かりに体験談などを交えて平易な記事ばかりを大量に書いたとしても、Googleからは似たようなコンテンツばかりだとみなされ検索順位が上がらない恐れも。

結局は、いわゆるコンテンツSEOで検索順位を上げてアクセス数を増やしていくためには、ある程度専門的な内容の記事も書かざるを得ない。そうすると、見込み客である一般の方よりも司法書士(またはその関係者?)からのアクセスが多くなってしまう。その辺のジレンマと解決策については各自お考えください。