どうでもいい話だけれども、「司法書士 日記」で検索するとこのブログが5位に表示される。

そんなキーワードで検索する人はあまりいないだろうが、「司法書士の資格を取ろうかと考えているのだけれども、実際に司法書士をしている人は、一体どんなことをして生きているのだろうか?」などと考えている人は、司法書士日記などと題したブログに興味を持たれるかもしれない。

そんな方にこのブログを見ていただくのも申し訳ない気がするのだけれども、このサイト(司法書士.net)も開設から1年半ほどが経ち記事数も150を超えているので、それなりに検索に引っかかってしまうのは仕方の無いところ。

記事を書いているのは開業から10数年が経つ現役の司法書士であり、一応は匿名にしているものの誰だか分かっても問題無いことしか書いていないし、知識不足などによる誤りはあったとしても嘘は書いていないつもり。

したがって、司法書士の日記としては嘘偽りの無いものであるが、集客の話などについては今から同じことをしても、同様の成果を得るのは困難だと思うのでご注意いただきたい。

そもそもの問題として、既存の司法書士事務所によるウェブサイトが存在しないような地域であれば、今からでもネットによる集客が可能かもしれない。

しかし、そのような場所には司法書士事務所の経営が成り立つほどの人が住んでいるはずも無いし、ネット集客で事務所経営をしようとすれば人口の多い場所で無ければ難しいだろう。

ただ、現在でも司法書士事務所でネット集客に本気で取り組んでいるところはそれ程多くないように見える。というより、本人は本気のつもりなのかもしれないが、全く話にならないレベルのところが多いというのが正確かもしれない。

つまり、ネット集客に成功しているごく一部の司法書士事務所があるだけなので、そのような事務所が存在しない地域を選べば今からでも十分に勝算はあるとも言える。

たとえば、当事務所がある○○市で今から司法書士がネット集客をしようと思っても1位になるのはまず不可能だが、隣の市ならばまだまだいけるはずだということ。

ネットによる集客を考えるならば、既存の司法書士事務所によるウェブサイトの状況を良く確認するべき。毎月何十万円もかけてSEO業者に依頼するくらいの覚悟が無ければ、既存の強力な司法書士事務所のウェブサイトに勝つのはまず無理なので。

ネットによる集客とは言っても、司法書士の場合は事務所所在地がどこであるかが最終的に重要。ネットで完結する業務等ほとんど無く、事務所に来てもらう(または、司法書士が出向く)必要があるのが普通なので。人口が数十万人程度の市であれば、その地域で一番にならなければ満足な集客は出来ないはず。

全然記事タイトルと関係の無い内容になってしまったが、新たに開業する司法書士事務所がネットで集客しようと考えるなら、既存の司法書士事務所が強くない場所を選ぶというのは非常に重要だと考える。

そのような場所を探すのはなかなか大変かもしれないが、もしも見つけることが出来ないならば、ネット集客は諦めた方が良いかもしれない。その位重要なお話しだと思うわけでした。