記事タイトルそのままだけれども、当日予約での相続登記のご相談予約が入った。午後にお問い合わせが入り、その日のうちに受任できるとすごく得した気分になる(ちなみに、本日のご相談については、持ち帰ってのご検討となった)。

ここのところ、なぜだか当日とか翌日のご相談予約が入ることが多く、来週以降のご予約などが少ない状況が続いている。

月曜日の朝の時点ではその週の予約がほとんど入っておらず、このままで大丈夫かと少し不安に思いつつ1週間がスタートするのだけれども、結果的にはご予約がポツポツと入ってきてそれなりに忙しくなるといった感じ。

今年は、このままだと暇になりそうかと感じるときが以前よりも多いように思う。そんな風に思っているうちにまた仕事が入り出しているので、前年比で売上が大きく下がるというようなことは無いのだが。

それでも、年を追うごとに問合せ件数が増加しているというような状況では無いので、どうやってお問い合わせ件数を増やしていくか真剣に考えていかねばならない。

他の司法書士と情報交換などあまりしないので、とくに地元の司法書士事務所の状況はよく分からない。他の司法書士事務所への依頼は増えているのに、当事務所だけが暇ということは無いと想像しているのだが、実際のところは不明であるわけだ。

また、当事務所への問合せが減っているとしても、そもそも司法書士事務所全体への問合せが減っているのか、それとも当事務所以外に流れているのかもよく分からない。

参考になりそうなデータとして、事務所ウェブサイトへのアクセス数は常時確認するようにしている。アクセス数が減ったとすれば、それだけ当事務所へのお問い合わせも減るはずだからだ。

現在のところ、ウェブサイトへのアクセス数が大きく減っているということはない。正確にいえば、メインサイトへの直近1ヶ月間のユーザー数が31,753であるのに対し、昨年同時期のユーザー数が33,059なので4%弱の減少にとどまっている。

そして、当事務所ウェブサイトは複数あるのでメインサイトへのアクセス数(ユーザー数)が4%位減ったとしても、全体としてはあまり影響が無いと思われる。

ただ、気になることを挙げるとすれば、相続登記や相続放棄などご依頼につながりやすそうなキーワードについては、検索結果の上位に有料広告(Google AdSenseなど)が多数表示されるようになっていること。

SEO対策により上位表示されたとしても、更に上位に表示されているAdSense広告がクリックされてしまっているのかとの危惧はある。そして、当事務所ウェブサイトへのアクセスは、依頼には決してつながらない同業者などからのものが増えているという可能性だ。

それから、ウェブサイトへのアクセス数が変わらないとしても、業務の需要の移り変わりに対応できていない可能性もある。

たとえば、かつては非常に多かった過払い請求のご相談がほとんどなくなり、今では借金絡みのご相談といえば消滅時効援用手続きが多くなっているというように、ネット経由でのご依頼が多い業務は変化していくものだ。

その時どきで需要が多いものについて、タイムリーに適切な情報を提供することによって、はじめて多数の問い合わせをいただけるわけだ。別にそれは司法書士事務所に限らない話ではあるが、時代の流れに付いていけなければ脱落してしまう。

このようなブログの更新をするだけで何となく努力しているような気になるのでは無く、久しぶりに新規ウェブサイトの作成でもしていくべきなのかもしれない。新たに作るとして、何をテーマにしたサイトを作るべきか。

忙しいとサイト作りなどしている暇は無いのだが、本当に暇になってしまってからサイト作りを開始しても手遅れだろう。本気で考えて、これからの10年を戦えるようなサイト作りをしていきたい。

よく分からない決意表明のような投稿になってしまったがとにかく前に進まねば。