今はアメリカの大統領がドナルド・トランプに決まりそうな2016年11月9日の16時過ぎ。既に266人の選挙人を獲得しているので過半数の270人に到達するのは時間の問題だろう。そんな本日の日経平均終値は、前日比919円84銭安の16,251円。2016年は世界の大転換点になった年として、後世の歴史に刻まれることとなるのだろうか。

個人的には、目下の不安は評価損が大きすぎて塩漬けにし続けているユーロの外貨預金がどうなるのか。現時点でも購入額の78%程度にまで目減りしてしまっているのだが、短期的にユーロに対しても、ドルに対しても円高が進むことになるのだろうか。

イギリスのEU離脱が決まり、さらに、アメリカの大統領がドナルド・トランプに決まれば、為替も株もどうなってしまうのか皆目見当が付かない。米ドルについては、少し前に売却し損失を確定させておいたのがまだ救いか。まあそんなに多額のお金を持っているわけではないので、私自身にはあまり関係の無い話であるが。

しかしながら、これから起こるであろう世界の大変動は、地方のしがない司法書士にだって決して関係ないとはいえない影響を及ぼすことであろう。

司法書士という職業でこれからも食っていくことができるのか?この仕事は日本でなければ絶対に成立しないので、司法書士を続ける限りは日本にしがみつくしかない。外国語を学んでその国で法律家になるとかいったら、もはや司法書士とは全く関係の無い話になっていくわけであるし。

ただ、アメリカもイギリスも各国が内向きになっていき、かつ、どの国も大きな成長は見込めないとなると、これからの日本がどうなっていくのか皆目見当が付かない。日本だけがアベノミクスによって力強い経済を取り戻すとは到底思えないが、他国との比較の中で相対的に力を取り戻すことはあり得るのか。

そんなことを書いていたら、「共和党のトランプ氏が当選を確実に」とのニュース速報が。

どうなる世界?どうなる日本?

果たして1年後もこんな暢気にブログなど書いていられるのだろうか。私が慌てても全くどうにもならないのだが、心穏やかでいられない2016年11月9日の現在は16時53分。