2回目の新型コロナワクチン接種が済んだ。当地でもまだ予約困難な状況が続いているなか、個別接種をおこなっている病院へひたすら電話をかけて何とか予約ができた次第。

1回目の接種後には倦怠感が数日続いた程度だったが、2回目の接種後には発熱もあるかと心配していたところ、今回もそれほど重い副反応は出ず安堵している。

そんなわけで、2日目接種日の翌日は予定を入れないようにしていたのだけれども、結局は朝から普通に仕事場へ向い。しばらくすると軽い頭痛と倦怠感が出てきたが、予防的に市販の解熱鎮痛薬を飲んだ程度で、デスクワークに支障をきたすほどの状態にはならず。

ファイザー製のワクチンだったのが良かったのか、ワクチン接種の前後にポカリ的な飲料でひたすら水分補給をしていたのが効果あったのか、もしくは、そもそも年齢的に副反応が出にくかったのかは分からないが、何にせよまずは一安心。

ちなみに、ひたすら水分補給をしたといいながら数時間後には普通に晩酌をしていたし、強い副反応が出ずに済んだのは単に体質的なものであったり運が良かったりということなのだろう。

ワクチン接種が済んだとしても、通常の感染対策はこれからも続けなくてはならないわけだが、日常生活を送っていくうえでの安心感は非常に大きい。もの凄い防御力を一気に手に入れたような感覚というか。

今までは電車が少し混んでいたり、ご相談者が鼻マスクだったりと、何か少しでもある度に不安を感じていたのが、まあ少しくらいは大丈夫かと思えるようになりそう。

それでも、デルタ株にはワクチンの効き目が弱いようだし、3回目のワクチン接種を開始した国もあったりするし、さらには日本ではオリンピックがおこなわれている現在も感染者の最多を更新し続けているような状況で、かつての日常を取り戻せるのがいつになるのかは全く分からない。

ところで、コロナ禍がひたすら続く現在だが、当事務所への新規ご相談やご依頼の件数は、なんとなく低水準で安定しているような感じになっている。月によってはコロナ以前と同程度の売上があるものの、少し心配になるような月もあったりして、すぐに困るような状況ではないものの、何とか打開策が必要だとも思ったり。

まだコロナ後を考えられる状況ではないが、たとえば2021年中にコロナがほぼ収束したとしても、全ての司法書士の売上が自然にかつての水準に戻るわけではないだろう。

集客セミナーのDMには「オンライン面談が一般化」なんて書かれていたりもするが、初回相談からZoomなどによるオンライン対応をしたからといって、それで受任件数が一気に増えるなんてことが果たしてあるのだろうか。

メールよりも直接話をするのが良いというなら、Zoomではなく電話でもたいして変わらないだろう。Zoomを使いこなしている人ならば、その場で資料のやり取りをしたり画面を共有したりしながら、効率的に面談ができるのかもしれない。しかし、狙いが相続分野の集客だったとしたらどうか。

そんなに顔を見ながら話をしたいならば、以前からスマホなどでも可能だったわけだし、Zoomに対応したから売上が上がるというのは安易過ぎるのではないか。Zoomを使いこなせるくらいの人が相手なら、メール等で資料のやり取りをしつつ電話で話すのだってたいして変わらないはず。

だからどうしたら集客できるかなんてことは分からないのだけども、もっともらしい話を鵜呑みにしてもうまくいかないだろうと。

さて、思いつくままのとりとめない話になってしまいましたが、副反応のせいかひどく身体が重いので今日はもう帰ります。