本日は日曜日だが、クレジットカード会社への消滅時効援用のご相談があったため、午前中は事務所へ出ていた。債権者1社のみのご依頼なので、わざわざ日曜日に事務所へ行きたくないという気持ちもあるけれど、なかなかそうも言っていられない経営状況なのであり。

さて、話は全く変わるが投資信託の定期購入を再開してみることにした。以前には投資についてかなり真剣に勉強して、株式や投資信託などを購入したこともあるのだけれど、思ったような成果が得られそうにも無く興味を失っていた。

ちなみに、今流行のビットコインとか、FXについては全く手を出す気は無い。そういった、上がるか下がるかを予想するだけのは投資では無く、投機、もっといってしまえば単なる博打だと考えているからだ。

それに対して、株式や投資信託の場合には、その国(もしくは、世界)の経済全体が拡大成長していくならば誰もが利益を得られる可能性があるわけだ。そういう経済全体の成長に乗っていこうとするなら投資信託、なかでも日経平均株価などの指数に連動するインデックスファンドを選べば良い。

そんなわけで、インデックスファンドを購入して後は放っておけば資産設計は間違いないみたいな話もある。しかし、長期的には株価が必ず上昇していくというなら良いが、20年、30年後の老後を見越して日経平均株価に連動するインデックスファンドを購入したとして、本当に利益が出ているのかは大いに疑問がある。

では、今回は何を買うことにしたのかといえば、NYダウに連動することを目指したインデックスファンドである。

NYダウとは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している米国の代表的な株価指数であり、ニューヨーク証券取引所、ナスダックに上場している30銘柄から構成されている。業種分散も考慮しており、米国市場全体を代表する指数となっている。

アメリカの政治の問題はさて置き、アメリカの巨大企業は国とは関係無しによりいっそう兄弟になっていくことであろう。そこで、NYダウに連動することを目指したインデックスファンドを購入することにより、そういった企業の成長に乗っかってみようと考えたわけだ。

日本企業でも今後も成長していくところもあるだろうが、そういう企業の成長に乗っかっていくためには日経平均とかTOPIXとか全体に連動するインデックスファンドインデックスファンドでは駄目で、個別の銘柄を選択しなければならないだろう。

そういうのは自分には無理なので、NYダウに連動するインデックスファンドを購入してみるのが良いかと。

なんか色々書いてきたけれども、実際に買うのは毎月の積立でごく僅かな金額のみなので、10年、20年後の小遣いが少しでも増えたら嬉しいくらいの感覚なのであるが。

そして、私が購入を開始した途端にNYダウが「リーマン・ショック後の米金融危機のさなかだった2008年12月以来、9年2カ月ぶりの大きさの下げ幅」となっていたりして。これだから、自分には投資が向いていないと思ってしまうのだけれども、将来のお小遣いが増えることを期待して続けてみたいと思う。