今週は新型コロナウイルスの影響で開店休業状態になるかと思いきや、昨日今日と新たなご予約がどんどん入ってきて何だか忙しい状況となっている。新型コロナウイルスをどれほど気にするかの程度は人によって違うだろうし、ご相談予約が全く入らなくなるのも恐ろしいことなので、これで良かったというべきなのだろうが。

本日のご相談は4件(うち新規ご相談は2件)で、内容は任意整理、相続放棄、時効援用、相続登記といった感じ。緊急性の高いものも含まれているが、とくに急ぎでは無いはずのものもあり、やはり新型コロナウイルスへの警戒レベルは人それぞれというわけなのだろう。

当事務所では明日も複数の来客予定が入っており、不特定多数の方々が訪れる状況となっている。接客スペースで向き合うとなれば、いわゆる濃厚接触に当たることは間違いなく、接客の後には必ず手洗いうがいをしているのだけれども、相談者が感染していたとしたら防ぎようがない。

神経質になりすぎても仕方ないとは思うものの、現実問題として新型コロナウイルスに感染したことで、2週間も仕事が出来なくなるような事態はどうしても避けたいところ。とくに持病があるわけでは無いし、さすがに自分が死ぬことはないと思っているが、何にしても感染するのは防がねばならない。

今日26日には、首相が「国内のスポーツ・文化イベントの開催を2週間自粛するよう要請する考えを示した」との報道もあったが、強制力の無い「要請」なんていうのは感染が拡大した際の言い訳作りに過ぎないだろう。

そして、司法書士事務所が自主的に休業しても何の保障もないのは当然のことなので、取りあえずは通常どおり仕事を続けるしかないか。実際、今朝の通勤電車は相変わらずの満員状態だったし、多くの会社員の皆さまも変わらず通勤し続けるしか無いのだろう。

ただ、司法書士会関連の会議が1つ延期になり、また、3月中の法律相談会を中止するとの連絡が今日になって入ってきた。こうなるとさすがに尋常ではない状況なのだと思わざるを得ない。既に感染者は日本国内に数万人はいるとの話もあるし、実際そうなのだろうと思う。日本は感染者が比較的少ないわけではなく、たんに検査を受けている人が少ないだけなのだと。

マスクはずっと購入できない状況となっているが、除菌関連の商品も手に入りづらくなっている。令和オジさん(?)の話によれば、ずいぶん前にマスク不足は解消しているはずだったが、事態は悪化しているだけのようだ。

こういうときは事務所にずっといても仕方ないし、早く帰ってジムにでも行こうかと思うのだけれども、フィットネスクラブで3人が感染したなんてニュースも入ってきたりして。とにかく、自分に出来る限りのとはするとして、早い終息を祈るばかりである。