月曜日である昨日(2022/07/25)、東京都では2万2387人の新型コロナウイルスへの新規感染者を確認した。この新規感染者数は前週の月曜日の1.8倍であり、6日連続で2万人を上回ったとのこと。

SNSやネットニュースなどでは有名人の感染報告も相次いでおり、自分自身もいつ感染しても不思議でない状況にある。

新型コロナの感染爆発と関係あるのかどうかは不明だが、ここのところ新規ご相談が減少気味。お問合せ件数は多いものの、来所によるご相談には結びつかないものばかりといった感じであり。

無理にコロナと結びつけるならば、外出を控えるようになり時間が出来たことで、先延ばしにしていた問題について、この機会に司法書士へ連絡してみたというようなお問合せが多いような気がする。

そんなわけで、新規お問合せ自体は毎日複数あるものの、ご依頼につながるものがほとんどないというわけだ。

実際のところは心が都コロナの影響などではなく、ただ単に当事務所へのお問合せが減っているだけなのかもしれないけれど。

新規問合せが減ったときに出来る対策について

最初に断っておくが、ここで書くのはネットによる集客の話である。そもそも、当事務所ではリピーターや紹介を除けば、集客手段は基本的にネットのみなので。

新規お問い合わせが減ったとき最初にしているのは、事務所ウェブサイトへのアクセス状況の確認である。アクセスの急減などがないのならば、問合せが減っているのも一時的なものだろうと考えて良いわけだ。

そうであるならば、ウェブサイトやブログの更新でもして、少しでもサイトのパワーを高めることに力を注いでいれば大丈夫。

後は、「司法書士 ○○市」、「相続登記 ○○市」のようなキーワードでも順位が落ちていないかを確認。サイトへの訪問者がどのようなキーワードを使用しているかは分からないとしても、狙ったキーワードでの検索順位を確認しておくのはSEOのためにも重要。

ウェブサイトへのアクセスが急減していた場合

もしもアクセスが急減していたとすれば、それは一大事である。実店舗でいえば、いきなり店の前の人通りがなくなったようなものなのだから、お客さんがやってくるわけもない。

そんなときは、Googleがコアアップデートを実施していないかをまず確認する。調べ方としては、コアアップデートでGoogleやSNSを検索してみればすぐ分かるだろう。

コアアップデートの影響だと思われるならば慌てても仕方ないので、当面はアクセス状況の推移を見守る他に方法はない。Googleが工事中なのに、その最中で一喜一憂してもどうしようもないということ。

しかし、コアアップデートの実施後もアクセスが急減したままであるとか、コアアップデートとは関係なしにアクセスが急減してしまったならば、再びアクセス数が増えるよう地道にSEO対策などをしていくしかないだろう。

または、SEOによる集客は諦めて、Google広告などのPPC広告に取り組むのも1つの方法か。

どうやったらアクセス数が回復するのか

サイトへのアクセスが減ってしまった場合、Googleからペナルティを受けるなどして検索結果に表示されなくなってしまったようなケースを除いては、ページの更新や追加を地道におこなっていくしかないだろう。

一度は検索順位が上がりサイトへのアクセスが増えたとしても、ページの更新や追加をしないでいれば、そのうち検索順位は下落しアクセスは減少していくのが通常。

多くの司法書士事務所のページを観察してきたが、新たにサイトを開設し華々しく順位を上げていっても、しばらくすれば順位は下がっていくのがほとんどである。

現在では、長い時間と膨大な力を注ぎ続けなければ、個人の作成による新規サイトが、Google検索の上位に表示されるのは困難になっている。

ほとんどの場合、「司法書士 ○○市」のようなキーワードで1ページ目に入ることすら個人の力では難しいだろう。そして、いったんは1ページに入ったとしても、多くのサイトは数ヶ月のうちに下落していく。

ネットによる集客は難しい

今回の投稿は、ただ単に当事務所へのお問合せが減っていることを書こうとしただけなのだが、暇なせいもあって長文になってしまった。

ところで、これまで書いてきたことは、サイトへのアクセス急減などにより集客ができなくなった場合のことである。

開業している地域にもよるだろうが、現在では司法書士事務所が新たにウェブサイトを開設しても、ほとんど全く集客できないというケースも珍しくないはず。

初心者が作ったレベルが低いものは論外としても、業者に頼んで立派なサイトを作成しても、十分なアクセスを集められなければほとんど集客は期待できないだろう。

ネットによる集客をしようとする司法書士事務所が多くなったのだから当然の話ではあるが。今から集客をするなら違う方法を考えることも必要。

ぐたぐだ書いている間に、税理士さんからのご依頼が入ったのでとりあえず一安心。長くやっていればネット以外からのご依頼も入るようになるのであるし、もうしばらくは地味にやっていこうと思っております。