新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言は、当初の予定であった5月6日から1ヶ月程度の延長となりそうだ。予想していたとはいえ、1ヶ月の我慢だと思って耐えていた飲食店等への深刻な影響が非常に心配となってくる。

当事務所の売上については、4月までは何とか前年並みを保っている。ただし、これは3月までのご依頼がいつもより多かったのを4月に入ってから処理していたからであり、緊急事態宣言の後は新規のお問い合わせもほとんどはいらない状況となっていた。

それでもゴールデンウィークを控えた4月最終週には、お問い合わせもポツポツと入り、この数日で相続登記、相続放棄など何件かの新規業務を受任している。このことをもって、今後も新規ご依頼が入っていくだろうとの判断は出来ないものの、外出自粛要請が長引くことを前提にして控えていた動きが少しずつ回復していく可能性はあるだろう。

そうはいっても、5月の売上はせいぜい前年の半分程度だろうとは予想している。新たなご相談、ご依頼はまったく無くなることを覚悟していたのが、多少は入りだしたというくらいの状況だということ。

また、事務所にお越しいただくとなると、新型コロナウイルスへの感染もやはり不安なので、今は積極的に新規ご相談を入れたいという気持ちにはなれない。楽天市場で注文していた飛沫防止用のアクリルカウンターが届き、ご相談者と対面することについての不安感は少し和らいだものの、毎日何人も来客を迎え入れるのはやはり避けたいし。

理想としては、しばらくの間は前年比50%位の売上はある状況で、感染防止に努めつつも業務を続けていきたいものだけれども、そんなにうまくいくものだろうか。同業者によるTwitterの書き込みなどを見ていると、不動産の決済業務をメインとした司法書士事務所でも売上が激減しているところが多いような印象。

経済がストップしてるのだから不動産の決済も無いのは当然のことであり、当事務所のようにネット経由で細々とやってきた司法書士事務所よりも影響は深刻なのかもしれない。まあ、当事務所の場合は、もともとたいした売上が無いから影響も軽微なのだけれども。

何にせよ今年の連休は、明日に1件のご相談予約が入っている以外は何も予定が無いので、ネットでたくさん買い込んだワインを飲みつつステイホームと、後は出来るだけ人がいないところを走るくらいでおとなしくしております。