今回は司法書士業務とは関係の無い話だが、Webサイトやブログの管理を自分で行っている人(初級者)なら少しは役立つ話かもしれない。

Google検索の対象となるのは、GoogleにインデックスされているWebページのみである。したがって、Google検索によるページへの流入を期待するならば、そのページがGoogleにインデックスされているのが最低条件だ。

インデックスされているページを確認するには、URLの前に「site:」の文字を付加してGoogle検索すれば良い。下のスクリーンショット画面は、siteコマンドにより当ブログのインデックスを調査した結果である。

Googleへのインデックス確認

約18件(0.55秒)と表示されているが、この18件がインデックスされているページ数を表している。

そのWebサイトがGoogleにインデックスされているならば、新しいページを追加するといずれはインデックスされるのが通常である。もし、早くインデックスしてもらいたいならば、Google Search Console の Fetch as Google でページのURLを送信することで、URLの再クロールを Googleにリクエストすることができる。

Fetch as Google ツールの「インデックスに送信」機能を使用すれば、文字どおり「一瞬のうちに」インデックスされることもある。

登録されたインデックスが消える場合がある?

さて、ここからが本題。このブログは記事を書く度に、Fetch as Google ツールの「インデックスに送信」機能を使用することでページをインデックスさせているのだが、せっかくインデックスされてもいつの間にか消えてしまうことがある。

このブログの記事数は現在20である。そして、全ての記事が1度はインデックスされているのだが、現在のインデックス数は18件しかない。TOPページ、サイトマップ、月別やカテゴリー別の記事一覧などもあるから、実際にインデックスに登録されている記事は12のみなのだ。

Googleによる解説として「Google はウェブをクロールするたびに、インデックスに新しいサイトを登録し、既存のインデックスを更新しています」との記述がある。既存のインデックスを更新するのだから、一旦インデックスに登録したURLを削除してしまうこともある。たとえば、記事が削除されていれば、既存のインデックスからも削除されるわけだ。

けれども、当ブログの場合、記事の削除などしていないし、文字数を減らして意味のない記事に改変するようなことも当然していない。どの記事も1000文字以上はあるし、やっつけではあってもそれなりに意味のある記事だと思う。

原因を調べてみてもハッキリとした理由は分からないが、新しいWebサイトではそのようなことが起きる場合もあるようだ。当ブログでも、半減していたインデックスがいつの間にか復活したかと思えば、また消えるような状況を繰り返している。

そのうち安定するのだろうとは思っているが、当ブログとは別の最近作り始めたブログではインデックスが消えるようなことはないので、ドメイン名がGoogleに嫌われているのかもしれないなどと少し疑心暗鬼になってるこの頃。

単に運不運なのか、もしくは、そのURLをかつて使っていた人がいて、その人のおこないが悪かったせいなのかは不明だが、新規公開から順調に育っていくドメインとなかなか上手くいかないのとがあるような気もしている。