昨日の業務を終えて帰宅してから、本日の夕方までの間に、メールによる新規のお問い合わせが4件入った。

これを多いと捉えるかどうかは人それぞれだろうが、個人でやってる司法書士事務所としては非常に多いと考えるのが普通だろう。当事務所の場合でも、24時間以内の間に4件もメールによる新規のお問い合わせが入ったのは、ちょっと記憶に無いくらいなのだが。

ところで、ネットによる集客をメインにして業務をおこなっていると仕事の量にどうしても波がある。何年も前には、ひたすら忙しかった時期もあったように記憶しているが、近年は「少し忙しい時期」と「少し暇な時期」のどちらかといった感じ。

あまり忙しいのも嫌なので、今のペースでやって行ければそれで良いのだが、現状維持を狙ったのではそれすら維持できない可能性が高いだろう。これは、今の日本も同様であり、今くらいの経済力を保っていられれば・・・なんて甘いことを言っている人ばかりだと没落していく一方なのだ。

そんなわけで、いちおうはネット集客に力を注ぎ続けているつもりなのだが、それでも経営状況は上向かぬままのこの数年。実際、今回のゴールデンウィーク前後は新規お問い合わせが非常に少ない状況が続き、さすがに潮目が変わったかと不安になったくらいであった。

ネットによる集客だけで何とか食っていけると思えるようになってから10年以上が経つが、それが永遠に続くとは限らないのは当然の話。ネットによる集客をおこなう司法書士や弁護士が増えたことで何年も前から危機感は抱いている。

けれども、ネットで司法書士を見つけようとする人も増えてきたので、全体のパイは大きくなっているともいえる。さらに、当事務所には、長い年月をかけて築き上げてきた複数のサイトがあるので、地域の司法書士事務所の中ではどこにも負けずにやってこれたと考えている。

そうは言っても、最近は司法書士事務所によるウェブサイトが多くなりすぎて、さすがに当事務所の運営サイトが埋没気味にも感じているところ。そんな状況にあって新規お問い合わせが減ると、そろそろさすがにヤバいかと不安になったり。

ただ、自分が小さな食料品店をやっていて、隣に大きなスーパーでもできたのなら話は別として、ネットによる集客でいきなり問合せがゼロになることはまず無いだろう。

上記の例えでいえば、近くにある司法書士事務所が超強力なサイトを突然作り上げて、すべての問合せがそちらに流れてしまったという事態ならば現実に起こりえる。しかし、そうであればそのサイトの存在は私自身も当然把握できるはず。

そんなサイトも存在しないのに、地域の司法書士事務所の中ではSEO対策でも圧倒的に強い状況を維持している現状において、いきなり問合せがゼロになることは考えられないというわけだ。ただし、今のやり方のままではジリ貧になってしまう恐れもあるので、まだ余裕のあるうちに新機軸を打ち出したいとは思っている。

といいつつ、あんまり忙しくなるのは嫌なので頃合いが難しいのだけれども・・・。

記事タイトルとは全く違う話になってしまったが、「メールによる新規お問い合わせはあります!」というのを結論にしておこう。メールによる問合せが無いのは、メールフォームなどの使い勝手が悪いのか、ウェブサイトの出来の問題などでメールに限らずそもそも問合せが無いのか。まあ、そんな感じでしょうか。

そして、このようなブログへのアクセス数が増えるというのは、業務の獲得に苦戦している司法書士が多いのかとも思ってみたり。最近では、同業者とのつながりもあまりないので良く分かりませんが。