ご予約時間の1時間ほど前にキャンセルの連絡があったため急に時間が空いてしまった。ご来所時間に合わせて事前準備もしていたところなので、仕切り直しとなるとまた手間がかかってしまうことにもなる。

子供が熱を出してしまい家を出られないとのことなので、まあ仕方ないことではあるがもう少し早く知らせて欲しかった。何だか気が抜けてしまって難しいことはもう考えたくないのでブログを書くことにする。

予約の当日キャンセルといっても、事務所に来ていただいてのご相談や打合せの場合、早めに連絡をいただければそれほど困ることはない。レストランなどでは材料が無駄になることもあるだろうし、また、他の予約を断っていたとすればさらにダメージが大きいだろう。

けれども、司法書士の場合には、今回のように事前準備をしていたときは別として、空いてしまった時間には他のことをすれば良いのだから時間のロスもとくに無いわけだ。それに、司法書士の仕事はレストランと違って事務処理などをする時間も必要なのだから、営業時間中ずっと来客が続いている必要は無い。

というより、9時から17時が営業時間だとして、毎日途切れることなしに来客が続いていたとしたら、書類作成など事務処理をすべて時間外におこなうことになってしまう。若いうちならそれくらい忙しくても頑張れるかもしれないが、今はもう無理。営業時間が終わったら早く帰りたい。

しかし、それくらいの相談予約が毎日入るような状況なのであれば、人を増やすという方法もある。これは以前から考えていることではあるが、処理しきれない程の仕事量が長期間にわたって入り続けるような状況には未だなったことが無い。

こんなに忙しいんじゃ人を増やすしかないかなと思っているうちに、何となく落ち着いてしまうのが常なのである。右肩上がりに仕事量が増え続けていくという状況には決してならない。いっそ思い切って人を増やしてしまって、自分はウェブサイト作りとかマーケティングに注力するなんてことも考えるのだがなかなか踏み切れない。

今と同じような働き方が出来るのは、せいぜい後10数年か。その頃には体力も落ちているだろうし、ネットによるマーケティングを自分でおこなうのも難しくなっているかもしれない。基本的に一見さんのみを相手に仕事をしているので、新規の仕事を取れなくなったとすればすぐに売上は激減してしまうのだ。

今のところ、自分の頭では着いていけないような大変革などは起きていないと思われるし、ネットの利用に関して若者に負けるとも思っていないが、そのうちに突然理解できないときが来るかも知れない。

そんな未来に備えて人を増やしていくことも考えるが、反対にうまく縮小していくほうが良いかとも思ってみたり。たとえば、あと10年ならば今のやり方で通用するだろうから、その間に無駄な人件費などを使うことなく頑張って、ある程度の蓄えを出来るようにする。

そうすれば、その後も続けられるようであれば司法書士をやっていけば良いし、無理そうならば引退してしまっても問題ないわけだ。これからでもまだ拡大をしていこうと頑張るのか、それとも終わりを意識してあと一息のつもりで頑張っていくのか。

なんだか後者の方が良いとも思うような年齢になってきてしまったが、あと10年間でも売上を落とさずにやっていくためには努力が必要なのであり。というか、今のままの売上で10年間続けたとしても、それで引退したら貧乏な老後になってしまうのは確実だし。

予約の当日キャンセルの話からは完全に逸れてしまったが、時間が空いたからといって遊んでいるならば、こんなブログでも書き続けていることがSEO対策につながるわけで。しかしながら、こんなブログをあと10年も書き続けていくのも何だか冴えない話であり、なんかもっと正攻法で売上を上げることを考えていかねば。

たとえば、プログラミングの勉強をして、何かのアプリでも開発できないものか。今から勉強するのも大変だけれども、司法書士兼プログラマーなんてのはどうだろうとか考えてみたりもする。