連休明けの今週もそれほど暇になることは無く、やるべきことはしっかるとある状態が続いている。

この1か月ほどは午後5時を過ぎて仕事をすることは無いし、土日や夜間のご相談等は一切受け付けていないので、普段よりも仕事量が少ないのは間違いないものの、何とか日中はやることが尽きないというくらいなのであるが。

一時期は途絶えていた新規のご相談も、連休前あたりから少しずつ入り出している。

司法書士の側からすれば、緊急事態宣言にともなう外出自粛要請中に相談しなくても良いだろうと思うものもあるが、ご相談者にとっては決して不要不急のことでは無いのだろう。

ただ、事務所内への来客が増えてくるにつれ、新型コロナウイルスへの感染リスクが心配になってくる。

前回の投稿でも書いたとおり、来客スペースのデスクに飛沫防止用のアクリルカウンターを設置したことで、心理的な不安感は多少軽減された。

そして、ご来所時には必ずマスクを着けていただいているものの、話をしているうちにマスクがずれて鼻が全開になったりする方もいるので、やはり恐怖心は拭えない。

さらに、相談者がお持ちいただいた書類等に触れることもあり、そのままの状態で事務所内のパソコンやらその他の備品に触らざるを得ないので、相談者が感染していたとしたらもう何が汚染しているのか分からない。

来客があるごとに除菌に努めたとしても、受け取った書類や現金をすべて除菌するなんてことはできないし、事務所内にあるもの全てが汚染しているような感覚にもとらわれたりして。

どうしても心配ならば、来客は一切受け入れないようにするのが正解なわけだけれども、そこまでする覚悟や勇気は無いし。この状況で収入がまったく無くなってしまうというのは、また違った恐ろしさを感じてしまうだろうから。

それならば、当事務所のようにお客様に来ていただくのではなく、司法書士の側から出向くようなやり方だとどうなのかとも考えてみると、それはそれで更に恐ろしかったりもする。

結局は、司法書士業務を続ける限りは、新型コロナウイルスへの感染リスクをある程度覚悟するしかないわけか。全ての業務をオンラインで完結させるなんてのは現状では無理だし。

そんなわけで出来る限りの対策をとりつつも、何とか無事に業務を続けていきたい。今は守りが一番大切。