今日もひどく暑い。梅雨明けしたとの発表もまだないのに、連日の猛暑で予想最高気温は33度。こんなに暑い中、司法書士へ新たに問合せをして事務所へ相談に行こうなんて気にはなかなかならないだろう。少なくとも自分だったら、今日は止めておこうと考えてしまうはず。

そんなわけで、新たな問合せなんて入らないかと思っていたのだが、そんなこともないようだ。自分なんかと違って暑さに負けない勤勉な方はいらっしゃるもので。以前に1度ご依頼いただいた方から、再度の抵当権抹消登記のご依頼。この猛暑の中、今から当事務所へ来てくださるとのこと。

再度のご依頼というのはとてもありがたいし嬉しいものである。依頼を獲得するためのコストや時間を一切必要とせず、お客様の側から連絡をしてきてくださるのだから。もちろん、1度目のご依頼時にちゃんとした仕事をしたことが前提ではあるが、ちゃんと仕事をするのは当たり前なのだから、やはり何らの努力も必要としていないことになる。

また、1度仕事を完了させているという点から、ある程度の安心感を持って臨めるというのも、同じ方からの再依頼の大きな利点である。多くの方は何度も司法書士に仕事を依頼するなんてことは無いのだし、当事務所へのリピーターも数としてはそんなに多くはないのだが。

今日は事前に予約をいただいていた相続登記のご依頼も入ったので、抵当権抹消登記と相続登記の2件を受託できたことになる。ここのところ新規のご依頼が少なかったのだが、これでまた増えてくることに期待したい。ただ、最初のも書いたとおりこの暑さでは、本当に急いでいる場合を除いては、司法書士事務所へ行くなんて用事は先延ばしにしてしまう人が多そう。

実際のところは、これまでの実績を見ても夏の間が極端にご依頼が少ないなんてことも無いので、酷暑だから仕方ないなんて言ってないで仕事を増やすための努力をせねばならないのだが。司法書士業務の中で、夏でも需要が衰えない仕事、もしくは夏だからこそ増える仕事とは一体何だろうか。

お盆の時期は親族が顔を合わせる機会が多いので、そのときに家の名義変更のことなんかが話題になり、その流れで司法書士へ相談をする人が増える。だから、お盆期間中も事務所を開けておいた方がいいなんて話を聞いたこともあるが、「そんなこともあるかもしれないな」という程度の話だというのが実感。

記事タイトルを「夏に需要が増える司法書士の仕事」なんてしておきながら、何の答えもなくて失礼しました。

さて、今日は夕方からの会議のために所属会の司法書士会館へ行かねばならないのだが、夕方といっても17時ではまだ猛暑の真っ只中。しかも、駅から司法書士会館までは徒歩で10分以上かかる。何だか考えるだけでゾッとするのだが仕方ない。