今週は新規ご相談予約の電話がぜんぜん無いと思っていたら、本日の朝にご相談予約の電話をいただいた。そして、午後にご相談予約を入れて、そのまま相続登記のご依頼をいただくことに。先週にご相談予約をいただき、昨日ご相談にお越しいただいた相続登記も受任しているので、相続登記を2日続けて受任できて少しだけ安堵。

ご自宅(土地1、家屋1)のみの相続登記くらいの報酬単価の業務ばかりだったとすれば、理想をいえば週に5件程度のご依頼は欲しいところ。実際は不動産登記であっても抵当権抹消など報酬額が低いものもあるし、もちろん登記以外の業務もあるので、それらの全てを合わせて1日1件が現実的な目標か。それくらい簡単に行けそうに感じるときもあるし、今週のようにお問い合わせすらほとんどない状況だと、非常に焦りを感じるときもあり。

今日のご依頼については、公正証書遺言があるとのことだったので、相続登記としては最も報酬が低額になる部類かと予想していたが、数次相続が絡んでいたりして結構な手間がかかりそう。お見積もりとしては、遺言による相続登記の場合の倍額程度になってしまったものの、無事にご依頼いただけた。

ご依頼件数の多い少ないだけでなく、ご依頼1件あたりの報酬額も当然ながら重要。たとえば、相続登記だけでなく、遺産承継業務として銀行預金の相続手続きなどもご依頼いただければ、ご依頼1件での報酬額も当然増える。ただし、ご本人でも簡単にできるようなことを言葉巧みに勧誘してご依頼いただくようなことはすべきでないし、銀行預金の相続手続きについては現状ではとくに希望がある場合のみ承っている。

司法書士も商売の1つだと考えると、儲けるのが下手だと自分でも思ってしまうのだが、これが性分なのだろうし仕方ない。納得してご依頼いただきたいし、終わった後も感謝していただけるような仕事がしたい。そう思ってちゃんとした仕事をしているつもりでも、中には満足していただいていないと感じることもあるが、もうそれはいろんな人がいるのだなと思うしかない。

こんなことを日中につらつらと書いていられるなんていかにも暇そうに思われるだろうが、実際に暇なので仕方ない。ただし、何度も書いているかと思うが、このようなブログを書き続けることも事務所WebサイトのSEO対策の一環なのでもあり、どうしようもなく暇だからブログを書いているというわけではない。

こんな駄文をネット上に放り込み続けるばかりの仕事ではなく、もっと格調高く人様のお役に立てるようなものを書きたいとも思うが、結局は細切れの時間に息抜きをかねてこんな文章を書くのがせいぜいなのであり。