聴覚に障害のあるという方からのご相談。ご予約はウェブサイトに設置したお問い合わせフォームより。当然のことながら、やりとりがメールで完結する限りにおいては、聴覚に障害があったとしても全く問題が無い。

これまで意識したことが無かったけれども、聴覚に障害のある方は電話により問合せするのは困難だが、メールであれば何の問題も無く連絡をすることが可能なわけだ。メールが普及する前は、電話による問合せが出来ないならばファックスや郵送によるしかなかったのだから、非常に大きな違いであろう。

事務所へお越しいただいてからは、筆談によるご相談となった。筆談とはいっても紙に手書きするのでは無く、テーブルの上に置いたパソコンへ文字を入力しその画面をご覧いただくようにした。私はパソコンによる文字入力が非常に早いこともあり、手書きにより筆談するのに比べて、はるかにスムーズにやり取りが出来たと思う。

簡単なご相談であれば、上記のように文字入力した後に画面をお見せするという方法でも差し支えないが、もっと入り組んだ話をするならばLINEなどでやり取りするのも良いだろう。今どきは、電話で会話をする代わりにLINEでやり取りしているケースもあるから、それと同じような感じか。

司法書士に筆談で相談したいとの需要がどれほどあるのかは分からないが、パソコンやスマホを活用すればあまり不都合を感じることなくやり取りが出来ると感じた次第。