パソコンを本格的に使うようになってから25年程が経つ。

新卒で会社に入った頃、文書作成はまだワープロ専用機を使用していた時代だ。そして、最初に自分で購入したパソコンのOSはWindows3.1だった。なんて書くと歳がバレるか。

さて、WindowsでもMacもそうだが、パソコンを使うにはマウスが必須である。ノートパソコンであればマウスを使わない場合もあるだろうけど、パソコンを操作するには何らかの方法で画面上のポインタを動かす必要があるわけだ。

私の場合、司法書士業務としての文書作成等をおこなうことに加えて、ウェブサイトの作成やブログ記事の執筆をひたすらおこなっているので、一日中ずっとパソコンを使っているような状態。

そのため、少しでも体に負担がかからないよう、パソコンのモニター、キーボードや、その他いろいろと自分に合ったものを探して使用するようにしている。

ノートパソコンも使うが、メインで使用しているのはデスクトップパソコン。ノートパソコンだとベストな姿勢が取れないし、また、キーボードもベストなものを使用できないから、長時間の使用には向かない。

キーボードの話もそのうち書こうと思うが、今日はトラックボールの話。私が使っているのは、マウスでは無くトラックボールである。現在使っているのは、ロジクールのM570tだ。

下は実際に私が使用している写真だが、トラックボールは机の上に固定したまま使うという点がマウスとの最大の違い。トラックボールを覆うように手を置いて、親指でボールを転がすとポインタが移動する。クリックするボタンの配置は通常のマウスと同じである。

ちなみにトラックボールの右にあるのは、同じくロジクールのテンキー。トラックボールとテンキーと、コンパクトなキーボードがあると私が思うベストな環境が整うわけだが、その辺の話はまたあらためて。

トラックボールM570

マウスを使う場合、マウス本体を移動させる必要があるから、腕を浮かせて動かさなければならない。そのため、腕や手首に負担がかかり、長時間使用していると体に深刻なダメージを受ける恐れがある。

ところが、トラックボールでは動かすのは指先だけであるし、親指でボールを転がすという動作は体の負担にならないから、長時間使っていても疲れない。実際、私はトラックボールを使い始めて2年くらい経つが、親指が辛いなんて思ったことは一度も無い。

使い始めてから少しの間は、トラックボールが思うように動かず少し使いづらく思ったものの、慣れれば全く問題ない。強いていえば、図形を書いたりする細かい操作は苦手ですし、手書き文字入力は非常にし辛いというくらい。

つまり、マウスで細かい作業をするのと同じようにはいかないものの、文書作成やその他の事務処理をするには全く問題ないということ。そんなわけで、細かい作業のときにはマウスも併用しようかと思いつつ、結局、トラックボールのみで通しているこの2年間。

マウスを使うのが辛いなら、ロジクールのトラックボールM570tが絶対にお勧め。