LINEによるご相談予約を開始してから5ヶ月ほどが経過したところだが、事前に予想していたよりも多くのご利用をいただいている(開始時の投稿は「LINEによるご相談予約」)。

ウェブサイト上では、「LINEによる相談」ではなく、LINEにより受け付けるのはあくまでも「ご相談予約のみ」であることを明記しており、実際のお問い合わせも相談予約を前提とするものがほとんどである。

具体的には、これまでにLINE経由でお問い合わせをいただいたのは20数件であるものの、その多くが来所によるご相談につながっているような状況。

そもそも当事務所では来所を前提としない無料相談は受け付けていないのだが、電話やメールによるお問い合わせの場合には、「電話やメールのみでの回答」を求めるようなものも多い。それと比べると、LINE経由でお問い合わせくださる方には、ちゃんと注意事項等を見ていただけているようだ。

まあ、とくに電話によるお問い合わせの場合、当事務所がどこにあるかも確認しないまま、無料電話相談を前提にフリーダイヤルにかけてくるようなケースも多いので、「LINEを使いこなしている」という時点で話が通じる可能性が高いともいえるのかもしれない。

前置きが長くなったが、ここのところ多いご相談といえば、債務整理や消滅時効援用関連のお問い合わせが非常に多い。今日だけでも、時効援用のご相談が2件と、任意整理のご相談が1件入った。

そのうち1件は、ご予約後にキャンセルになったりもして、相変わらずこの手の話のご相談者には振り回されることも多いのだが、それも含めて受け入れない限りできない種類の業務なのだから仕方のないことでもあり。

ところが、どこかのコンサル業者からのDMで、これからは債務整理業務がお勧めみたいなのを見かけた気もするが、「大部分は事務員に任せられる簡単な業務」などでは決してないので興味を持った方はご注意を。

もちろん、本気で取り組むならばぜひ頑張っていただきたいが、時効援用などやりやすい業務だけつまみ食いして、面倒そうな債務整理は請け負わないなんてやり方は考えて欲しくない。というか、そんなつもりで初めてみても、うまく行かないと思うが。

借り入れた事情は何であれ、今現在、本人にとっては人生を左右するような一大事なのだから、それに向き合う以上はこちらにも覚悟が必要。

と、夜間のご相談者を待ちながらこの記事を書いていたが、キャンセルになったのでもう帰ることにしよう。中途半端な投稿となり失礼しました。