以前に書いた、週刊誌(大手新聞社傘下の出版社が発行)の記者から電話での取材依頼があった話の続きだが、発売された紙面で無事に名前が載っているのを確認。コメントに続き「○○に詳しい甲野一郎司法書士」のように名前が入っており、なかなか良い感じである。

実際には原稿の段階で記事を見せてもらっていたのだが、発売された紙面で確認するとなかなか感慨深いものがある。以前に書籍を共著したことなどもあるものの、一般の肩の目に触れる週刊誌に肩書付きで名前が出ることなど無かったので、実はかなり嬉しかったりして。

もちろん謝礼等はなく、記事が掲載された週刊誌が一冊送られてきたのみ。そして、週刊誌の紙面に書かれている氏名を見て問合せが来るなんてことも期待していないが、自分のウェブサイトでは「週刊誌○○に私が取材を受けた記事が載りました」といような感じでしっかり紹介させていただいた。

大手新聞社傘下の出版社が発行する週刊誌へ「○○に詳しい司法書士」として名前が出るというのは、箔を付ける効果としてなかなかのものがあるはず。もちろん、その分野の業務については実務でも多数取り扱っているし、「○○に詳しい司法書士」であるのは事実だから看板に偽りはない。

さて、それでは○○についてのお問い合わせや相談がさっそく来たかといえばそんなことはない。それでも、事務所WebサイトのTOPページに「週刊誌○○に私が取材を受けた記事が載りました」というリリースのタイトルをしっかりと載せているので、今後は多少なりとも集客効果が出てくるものと期待している。

その分野に詳しい司法書士であることを大手マスメディアで紹介してくれているのだから、どこの司法書士事務所に相談しようかと悩んでいる方にとってのアピール効果は絶大なものがあるだろう。マスコミからの情報を鵜呑みにしない人が増えているとはいえ、週刊誌で専門家として紹介されている人なら大丈夫だろうと思うのは自然なことであるはず。

自分自身のことを考えてみても、たとえば、「○○に詳しい○○医師」として週刊誌の記事中に名前が出ていたとすれば、その人の治療を受けたいと思うはず。週刊誌に書いてあることなど話半分に受け取るとしても、自分が困っているときに選ぶとすれば、やはり誰かが評価している専門家に頼ってしまうだろう。

また、1つの週刊誌にコメントが載ったことを知れば、今後は他社からの取材が増えることも期待できる。そのような観点からしても、今後に期待できる出来ごとであった。

そして、余談だが当事務所フェイスブックページで、「週刊誌○○に私が取材を受けた記事が載りました」というリリースをシェアしたところ、多数の「いいね」をいただき上記リリースを多数の方々にご覧いただくことができた。今回は、1つのきっかけを大きく広げていくことに成功したと自画自賛したい。