ここのところ、とくにブログを書きたくなるような出来事はないのだけれども、なんだか仕事をする気にもならないので久しぶりの更新。

東京都の発表によると、本日(2020年12月10日)、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに602人確認された。1日の感染者数が600人を超えるのは初めてで、過去最多を更新したとのこと。

政府が「勝負の3週間」と対策を呼びかけてから2週間が経過したが、残り1週間弱で感染拡大が収まっていくとは到底思えない状況である。GoToトラベルは続いているし、当たり前の話しだけれども。

新型コロナウイルスを巡り、政府が「勝負の3週間」と位置づけて集中的な感染拡大防止を呼びかけ始めてから、9日で2週間を迎える。

となると、12月16日に「勝負の3週間」が終わりを迎えたとしても、人々の行動が自由になるなんてことはあり得ず、苦境のなかで営業時間の短縮要請に応じた飲食店などは一体どうなってしまうことだろうか。

3週間の辛抱だと思って必死に頑張ったのに、やっぱりまだ駄目ですなどとなったら、いよいよ耐えられなくなる店が激増することだろう。

司法書士へのご相談やご依頼が不要不急なものであるかはさておき、これだけ感染者数が高止まりしていると、緊急性のあるものを除いてはやはり先延ばしにしようとする人が多いだろう。

当事務所でも、コロナ禍の長期化による慣れ(または諦め?)により、新規お問い合わせが増え始めたときもあったが、今の感染者数の状況からすると、今年はこれでほぼ終了のつもりでいた方が良いかとも思っている。

そうは言いつつも、今週に入ってからもコンスタントにお問い合わせは入っているのだけれども、自分の中であまり積極的な気持ちになれないというのもあり。

そして、これから年明けにかけて人の動きが少ない状況が続くことで、感染者数が減少に向かったとすれば、新年からまた新規ご依頼が増えてくることもあるかと。

しかしながら、年始を迎えても感染拡大に歯止めがかからなかったとすれば、今のような状況がさらに続くことだろうし、むしろその可能性の方が高いのだろう。

昨年の今頃は、1年後の世界がこんなことになっているとは想像すらできなかった。それが、コロナ禍がはじまりもう少しで1年が経とうとしている。

結論めいた話は何もないのだけれども、来年は良い年になりますように。