2021年の仕事は、1月7日の緊急事態宣言(対象は東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)とともに始まった。

ネット経由での新規お問い合わせは、予想していたよりは多いものの、受任につながりそうなものは少ない。電話によるお問い合わせは日に数件あるものの、緊急事態宣言中に今にやる必要があるのだろうか?というようなものも多かったり。

最近始めたLINEによるご相談予約についても、今年に入ってからもすでに数件の新規お問い合わせが入っているが、こちらも途中でメッセージのやり取りが途絶えたのが数件あったりして、なかなか受任には繋がらず。

LINEを取り入れたのは問合せすることの敷居を下げるためだったので、その狙いは成功しているとも言えるものの、やはり、来所によるご相談まで辿り着けるのは少なくなりそう。とりあえず問合せしてみたものの、思ってたのと違う返事がきたからそれっきりみたいなのが多く。

それでも、すでに受任に至ったもののもあるし、LINEによるご相談予約の受付はこのまま続けていこうと考えている。現時点では、LINEのやり取りが他の業務を圧迫するような状況では全くないし。

そんなわけで、今年に入ってからの新規ご依頼件数は少ないのだけれど、相続人が多数の相続放棄や、相続登記および預金の相続手続きなど、わりと手のかかるご依頼をいただいているのが救い。

ところで、たまたまなのかも知れないけれど、ここのところのお問い合わせは土日のご相談希望がやたらと多い気がする。

緊急事態宣言の期間中は、平日の営業時間中しかご予約を受け付けていない旨をお伝えすると、ほとんどが平日にお越しいただけているが、それでご依頼を逃すケースも今後は出てくることだろう。

それでも、ご依頼いただけるのが確実そうな場合を除いては、出来るだけ土日のご相談は避けるようにしたい。

ここのところの感染者数の推移を見ていると、いつ自分が感染してもおかしくない状況に思える。他人へ感染させてしまうのも心配だが、私も既に若者とはいえない年齢なので自分自身も心配だし。

昨年末は念のためPCR検査を受けて陰性だったのだけれども、その後のことは分からないし、とにかく心配。

現時点では、新規業務の受任を少しくらい取りこぼしたとしても、それよりも身の安全を重視していきたいと考えている。司法書士業務では、どうしても人と会わないとならないことも多いし、まだしばらくは気の休まらない日々が続くことであろう。

とにかく安全第一で生き抜きましょう。