前にも書いていると思うが、電話による新規のお問い合わせは月曜日が最も多い。週末のうちに、どこの司法書士事務所へ電話しようかと検討をおこない、月曜日に実行に移すという方が多いのだろう。また、気力が充実している週の初めの方が、人は新たに行動を起こしやすいのかもしれない。

月曜日の新規お問い合わせが一番多いとして、火曜日、水曜日と少しずつ新規の電話が少なくなっていくのが常である。そして、最もお問い合わせが少ないのは金曜日。自分のことを振り返ってみてもそうだが、あれをやらねばなどと思ってるうちに金曜日になってしまうと、ついつい来週でいいかと先延ばしにしてしまうものだ。

更に、どうしても期限が決まっているものは別として、こう暑いとあらたに行動を起こすのは億劫になりがちだろう。それこそ、不動産の相続登記のように、そのうちやろうと思っているようなことについては、涼しくなってからでいいかと思ってしまったり。

そんなわけで、真夏の金曜の午後は司法書士事務所への新規お問い合わせが最も少ない時間帯であろうと予想するわけなのだが、本日(2017年7月21日)は不思議とお問い合わせ電話が多い日であった。金曜日だからといって先延ばしにしない方もいるし、暑くってもちゃんと行動を起こす方はいるわけだ。

いろいろ興味を引きそうなタイトルを付けるわりには、全くどうでも良いような話も多いこのブログ。読んでくださった方には大変申し訳ないとは思いつつも、更新すること自体が目的ともいえるこのブログなので、内容が非常に薄いのは承知の上であり重ね重ね申し訳ありませんとしかいいようが無い。

この前書いた、司法書士で食えるか心配なんてタイトルの記事にはやはりアクセスも多く、司法書士で食えるのかを不安に思っている方も多いのだろうと思う。

あくまでも素人考えに過ぎないが、今の日本で資格を取っただけで食いっぱぐれがないといえるのは医師くらいだろうか。他は、弁護士も会計士も税理士も、もちろん司法書士もどれも資格を取っただけでは非常に心許ない。しかしながら、司法書士と医者のどっちになるかを悩む人もあまりいないだろうから、司法書士よりも医者になった方がいいとアドバイスしても仕方がない。

じゃあ、司法書士とか資格を取るのを考えるよりも、会社勤めをするのが1番良いかといえばそうとも言い切れない。自分自身が、最初に勤めた会社を3年と少しで辞めてしまっているし、定年まで不満なく働ける会社に就職できるのは運によるところも大きいと思うからだ。

会社勤めの場合、社内の人間関係など自分でコントロールするのが難しい要素に影響されやすいし、また、新卒で入った会社が定年まで無事に存在するかも不透明である。今後はより一層変化のスピードが速くなっていくだろうから、一流だと思われていた会社が短期間のうちに駄目になるなんてことも多くなるはずだし。

そんなことを考えていると、司法書士なんて仕事の方が時代に合わせて主要業務を変えながらもしぶとく生き残っていけるのかもと思ったり。自分の場合も、5年、10年前とは業務内容が大きく変わってるけれども、それぞれの時代で一応は食えているし。

結局何が言いたいのかよく分からない記事になってしまったけれども、金曜日の17時になったので今週の業務は終了。

何だかんだで自由気ままなところもあるし、結局は司法書士が自分には向いているのかもと思ったり。というか、今さら会社勤めなんて絶対に無理なので、この仕事で頑張って行くしかないわけですがー。