昨日(2021/07/14)の東京都での新型コロナウイルス感染確認者は1149人。2ヶ月ぶりの1000人超えであり、いわゆる「第4波」のときのピークだった5月8日の1121人を上回ったとのこと。

そんな状況であるのに、来週の金曜日(7月23日)には東京オリンピック開会式が行われる予定となっている。ここに来ての感染者100人超えで、やはりオリンピックなどやってる場合じゃないと思うのだけど、中止の決断を出来る人もいないだろうから、結局はこのまま開催へと突き進んでいくのだろう。

私自身に関しては、1回目のワクチン接種を先日終えたところである。予約もなかなかできないだろうし相当先になることだろうと悲観していたのが、医療機関での個別接種の予約が奇跡的に取れてすぐに打てることとなった次第。

お盆前には2回目の接種から1週間が経過するので、新型コロナに感染する心配はほとんど不要になるはず。もちろん、周囲の人に合わせてマスク着用などの基本的な感染対策は継続するとしても、重症化する恐れがほとんど無くなるとの安心感は大きい。

もちろん、東京オリンピックを契機にさらなる変異株が出現して・・・、というような心配はあるのだけれども、それはまた別の話。

ところで、自分が実際にワクチンを接種できる状況になり、そのことによる大きな精神状態の変化を実感してみると、オリンピックを開催するはずの日本で、どうしてここまでワクチン接種が遅れてしまったのだろうかと改めて考えてしまう。

現実に、本日現在で2回接種完了したのは25,023,470人(新型コロナ情報まとめ – Yahoo!ニュース より)に過ぎないのだから、電車に乗って毎日通勤している現役世代の多くはワクチン未接種のまま、来週のオリンピック開会式を迎えることとなるわけだ。

などと書いていたら、本日は東京都で新たに1308人の新型コロナウイルス感染が確認されたとのこと。さすがにこれでオリンピックは・・・。