今日は土曜日だが、新規のご相談予約が1件入っていたので事務所へ出て、終わった後にこのブログを書いている。

こんなブログであってもせっせと書き続けている成果なのか、事務所ウェブサイトのGoogle検索順位はここのところ良い感じで、それと比例してお問い合わせも数多くいただいている。

今日のご依頼は相続登記であったが、当事務所ウェブサイトをじっくりご覧いただいたようで、費用面で安心感があったことに加えて、サイトの更新をしっかりおこなっているのを評価してくださったとのこと。

たしかに、他の司法書士事務所によるウェブサイトを見ると、お金をかけて業者に作って貰ったものの、その後の更新を全然おこなっていないのも多いようだ。

ネットで集客するつもりが無いならば別にそれでも問題ないだろうが、せっかく立派なWebサイトを作ったならばちゃんと活用して集客をおこなったら良いのにと他人ごとながら思ってしまう。

ただ、勝手に予想してみるならば、ウェブサイトを作ってみたものの全くといっていいほど反響が得られなかったため、更新作業をおこなう意欲も沸かずそのまま放置しているといったところか。

最初は効果が無くても、1年間は毎日ブログを更新するなどすればきっと成果が得られると思うのだが、ほとんどの人は最初から諦めてしまう。ネットで集客できたという成功体験が無いのだから仕方ない気もするが。

それに、ほとんどの人が頑張らないから、ちゃんとやった人だけがネットによる集客に成功するわけだ。

まあ、私がこんなブログでいくら書いたとしても、どこまで本当のことかは分からないのだし、じゃあ同じようにやってみようという人もほとんどいないはず。

そんなわけで、ネット集客がうまく行く人と、うまく行かない人との差は全く埋まることが無いわけだ。

さて、ひたすら前置きになってしまったが、今日も自己破産申立てについて相談したいとの電話があった。土曜日は電話が鳴っても出ないときもあるのだけれども、何となく出たらご予約の電話であった。

最近は毎日のように、自己破産申立てについてのお問い合わせやご相談予約が入っているような気がする。

今回は銀行や消費者金融からの借入れに加えて、奨学金の返済も負担になっているとのこと。まだ詳細は分からないし、奨学金返済の負担により自己破産に追い込まれたということでは無いのかもしれないが、債務整理のご相談者が奨学金の返済中であることはしばしばある。

日本学生支援機構から奨学金を借入れしている場合、連帯保証人が付いていることが多いようだ。この場合、主債務者が自己破産しても、連帯保証人が全額の返済をしなければならないから、連帯保証人である父親などの理解と協力を求める必要がある。

この頃は、現在のような奨学金の仕組み自体に批判が集まるようになっており、今後は大学を卒業した時点で多額の負債(奨学金)を抱えるような状況は改善される方向に向かうのかもしれない。

しかし、すでに奨学金を借りてしまったいる人は多数いるわけで、長期に渡る返済期間中に自己破産などに追い込まれる人がどんどん出てくるのだろう。奨学金を借りて大学に行ったからといって、奨学金を返せるほどの収入が得られるとは全く限らないのであるから。