とくに書くこともないのだけれども久しぶりの投稿。最初に、2023年6月のマスク。

当事務所へ来られる方については、現在もマスクをしている方が大多数である。正確にカウントしているわけではないが、8割くらいの方がマスク着用という感じか。

花粉の時期も終わったし、自分自身も外ではマスクを外していることが多いが、とくに室内で人と会話をするときにマスクを外すのにはまだ抵抗がある。

司法書士事務所における相談業務では、初対面の人と至近距離で会話をするので、個人的には今後もずっとマスク着用を続けていきたいところだが、他人に強要するのは難しいので何ともし難い。

ただ、以前から不織布ではないウレタンマスクなどの人や、不織布マスクであっても鼻が出ているような人も結構多いので、あまり気にしすぎても仕方ない状況だったのも事実。

新型コロナ感染の第9波に入りつつあるなんて話もあるようだが、さてどうなることか。

続いて、相続登記の相談は増えているのか。

感覚としては、増えているのは間違いないものの倍増とかいう程ではない。それでも、相談者の方から、近所の人との話題に出たり、実際に手続きをする人も多いなんて話も聞くので、相続登記義務化の影響は間違いなく出ている。

親が買った家にそのまま住んでいるような場合、名義人である父親が亡くなった後も、少しは気になりつつも何もしないままでいるようなケースも多い。それが、相続登記の義務化の話を聞いて慌て出すというわけだ。

今回も、自分も相続登記をしなければ思ったがどこに頼んだら良いのか分からなかったので、当事務所のことを近所の人に聞いて相談に来たとのこと。

相続登記が義務化されるというのは、多くの人にとって結構なインパクトのあることであるようだ。いたずらに危機感を煽るようなやり方はするべきでないとしても、司法書士として積極的にこの機会を捉えていきたいところ。

同じ地域に事務所を構えて長くなると、過去のご依頼者から再度のご相談があったり、紹介によるご相談も多くなってくる。

これは、長年にわたり真面目に仕事をしているからこその話であり、手っ取り早く依頼を増やそうとして、誰か紹介してくれと頼んでもどうにもならない。もちろん、お礼や紹介料を払うなんてのは言語道断。

最近は、(大手?)司法書士法人が積極的に広告を出しているのを見かけたりもする。安さを売りにしているような広告も多かったりするのは嫌な感じだが、そういう争いには巻き込まれず地道にやっていきたいものである。

広告では安そうに見えるけど実際に依頼してみたら高いとか、もしくは、本当に安くて価格破壊が進んでいくとか、何にせよ広告合戦が激しくなるとろくなことにならないだろうし。

将来的に自分たちの首を絞めることになりかねないやり方は止めましょう。相続登記一律○円なんて絶対無理だと思うんだけど、どんなケースでも条件なしでほんとに何でも受任するのかいな。