1月1日に石川県能登地方で発生した、令和6年能登半島地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

長らくこのブログを更新していなかったのは、とくに何かがあったからではなく、何も書くことがないので放置していただけであり。

2024年は本日1月9日(火曜日)から本格的な営業開始となるが、今週はほとんどご相談予約が入っておらず不安なスタートとなった。それでも、今日だけで3件ほどの新規ご予約が入ったことで、今年も何とかやっていけるかもしれないと思い直したところ。

昨年後半は、当事務所ウェブサイトのGoogle検索順位下落に苦しめられていた。現在もその状況に変わりはなく、以前は「司法書士 ○○市」で不動の1位を維持していたはずが、9位、10位あたりまで下落し再浮上の気配もみられずにいる。

同じような状況は当事務所ウェブサイトだけに限ったことではなく、「○○市のおすすめ司法書士○社を徹底比較」とか、○○県○○市の司法書士○選 | 費用・料金目安」とういようようなタイトルの司法書士検索サイトばかりが上位表示され、司法書士事務所のホームページがなかなか上位表示されない傾向となっている。

ただ、上記のような司法書士検索サイトを運営している企業が、そのサイトが上位表示されるために注いだ労力に見合った利益を得られているとは思えない。司法書士検索サイトは、料金を払ってそのサイトに掲載して貰おうとする司法書士が多数存在しなければ、売上を得ることが出来ないはずだからだ。

今年4月からの相続登記義務化を目前にして、司法書士業界(?)以外にも多くの企業がリスティング広告などにより相続登記関連の集客をしているのを見かける。最近では、カード会社による「相続に強い司法書士をご紹介」などという広告があったが、そのカード会社は一体どうやって利益を上げようとしてるのだろうか。

話は戻って、Google検索順位に関していえば、当事務所ウェブサイトの順位は下落しているとしても、今でもしっかり上位をキープしているところは存在するのだから、「司法書士事務所ウェブサイトが上位表示されるのは不可能」というわけではない。それでも、個人が運営するサイトが上位表示されるのは確実に難易度が上がっており、今後新たにウェブサイトを開設する司法書士事務所が、「司法書士 ○○市」のようなキーワードで上位表示されるのは至難の業であろう。

もちろん、開業地によって難易度が異なるのは当然のことであり、既存の司法書士事務所がほとんどない地域であれば、今から上位表示されるのは容易いであろうが。

ところで、当事務所ウェブサイトが「司法書士 ○○市」で上位表示されなくなってしまったといっても、それで新規の問合せがゼロになってしまったわけではない。問合せが少し減ったかとは思うものの、前年と比べて売上が大幅に減少したということもないし。

司法書士事務所へ新規の問合せをする方が皆、「司法書士 ○○市」のようなキーワード検索を使用しているわけではないから当たり前の話なのだけれども。それでも、「司法書士 ○○市」で1位になれば、多くの方にサイトを訪れてもらえるのは事実であるし、最後のチャレンジのつもりで今年はもう一度上位を狙ってみたい。

たいした話は書けなかったけれども、今回はこの辺で。しかし、ネット集客をする司法書士事務所がこれだけ多くなった今、個々の事務所が満足に集客をするのはもはや無理なお話し。それでも悪あがきしつつ、たまにはこのブログを更新しようと思うので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。