水曜日までの5連休は明けたものの、木曜、金曜日と電話はあまり鳴らぬまま。それでも新規ご相談の予約があったと思えば、2件とも週末のご相談を希望とのこと。
明日はすでにご相談予約が入っているので、「明日なら大丈夫です」と伝えたところ、明日は予定が入っているから駄目だそうな。
これ以上、先方のご都合(わがまま?)に合わせる気にもならず、「平日でお越しいただけるときがあればまたご連絡くださいと」お伝えして終了。
もう1件については、メールで何度かやりとしているものの埒が明かず、「1度お越しいただいた方がよろしいかと思います」とお伝えしたところ、日曜日の夕方に伺いたいと。
こちらについては、その前に1度お電話くださいとお伝えして、とりあえずは応対終了。
必ずご依頼をいただける前提であれば、週末であってもできる限り対応しようと思うが、お見積もり希望という程度の場合には、積極的にご予約を受け付ける気にはなれない現状。
たしかに、ウェブサイトには土日のご相談も可能と書いているが、本来の営業は平日の9時から17時までであることも記載している。
「平日は仕事だから無理です」とか、「土日も相談できると書いてあるから」などと当然のように言われてしまうと、それは違うだろとつい思ってしまったり。このあたりは感覚の相違としかいいようが無いので、仕方のないことだけれども。
Twitterなどでは、土日の相談は割増料金にしているなんて弁護士の話も見かける。割り増しにしないまでも、どうしても土日を希望といわれた場合には、初回から相談料をいただくというのはありかもしれない。
現実には、土日のご相談を希望という場合、まずはできる限り平日に誘導するようにする。それでも週末と言われたときには、ご相談日時を決める前に、電話などである程度のお話を聞いて、ご依頼前提であると判断できた場合にのみご予約を承るというような感じか。
電話によるお問い合わせの場合には、そのままお話しを進めることも出来るが、メールの場合には「ご予約を承る前にまずはお電話ください」などとお伝えすると、そこで終わりになってしまうこともしばしばある。
そういうときは、そもそもご依頼には繋がらなかったはずだと割り切るようにしている。
たとえば、「相続の相談をしたい。今度の土曜日午後を希望」のようなご相談希望メールに対し、そのままご相談予約を承ってしまったとして、ご依頼に繋がる割合は高くないだろう。
平日のご予約であれば相談が5分で終わってしまっても別に問題ないが、わざわざ週末に事務所まで出てきて、そういう事態になるのは避けたい。
なお、私自身も、もっと若い頃は土日でも当たり前にご予約を受け付けていた頃もある。
けれども、今はできる限り週末は休みたいので、上記のような対応を取っている次第。とくに現在は新型コロナのこともあるから、余計に土日のご相談は避けたいし。
そんなわけで、少しでもご相談予約を増やしたいのならば、土日でも連休でも全く関係なしにご相談を受け付けるようにするのがよいだろう。それが簡単にできる差別化かも。