今日の新規ご依頼は、株式会社の解散から清算結了に至るまでの登記と、相続登記をそれぞれ1件ずつであった。ここのところ、ウェブサイトへのアクセス急減が心配なところではあるが、それなりに新規ご依頼は入っている。

もう1件、判決による財産分与の登記についてのご相談もあるはずだったのだが、ご予約時間に相談者が現れず無断キャンセル。この件については、ご予約前に何度も電話があったのだけれども、その時点であまり歓迎できないような印象だった。

それでも、見積もりをして欲しいというから仕方なく予約を受け付けていたので、こういう場合は無断キャンセルして貰ってむしろ良かったというのが本心。お問い合わせの時点で、何となく嫌な感じがする場合、できる限りご予約に至らないようにするのがネット集客で長くやっていくためには必要だと考えている。

ホームページやブログからのお問合せは不特定多数の一見さんから来るわけだから、その全てを受け入れていたとしたら非常に面倒なことに巻き込まれる恐れもある。それでも、ネット集客をメインにして20年近くもやってこられたのは、新規お問い合わせには極端なくらいに用心し臆病な対応を心掛けてきたのも一因だろう。

誰でも事務所内に受け入れるような心構えだったとしたら、対応に苦慮するようなことも頻繁に起きるはず。そのためには、電話にせよメールにせよご予約を受け付ける前にある程度のふるいをかけることは必要だし、事前予約制にすることも大切だろう。

話が逸れたが、記事タイトルはオンラインセミナーのDMにあったのから適当に拾ったものなので、今回の投稿内容とはあまり関係がないまま終わりそう。

それでも少しだけ書いてみるとすると、相続の相談は年配の方からの比率が高いので、インターネットによる集客(デジタル集客?)にはあまり馴染まないと考えていた。

今ではネットを活用している高齢者も多いし、ご相談者本人ではなく家族の人が当事務所をネットで見つけてくれたという話もよく耳にするものの、それでも、相続の依頼を増やしたいならインターネットを活用したデジタル集客術が一番というような話ではないと思う。

それこそタウンページが役立つかもしれないし、チラシをまいて相続や遺言に関するセミナーを開いたりするのも良いかもしれない(セミナーなどはやったことないけれども)。

また、当事務所の場合は、以前のご依頼者からの再度のご相談や紹介などもそれなりに増えているが、それは同じ場所で10年、20年と続けているからであり、最初からそのような集客を望んでも無理な話。

それならどうすれば良いんだ?というのももっともな話ではあるが、相続関連のご依頼は欲しいが集客には苦戦しているという司法書士が多いからこそ、相続のデジタル集客術みたいな話を魅力的に感じてしまうわけで。

偉そうなことをいいながら、最近は当事務所でもメインサイトへのアクセス数が激減したままの状況であり、また、近くの老舗(?)司法書士法人がホームページを開設したのを発見したこともあって、再び気合いを入れてウェブサイトのSEO対策に励まないと思っているところであるし。

今回も中途半端に終わるけれども、早く帰ってサッカー男子3位決定戦を見なければ。