前回の投稿ではこのブログへのアクセス数が激減しているとお伝えしたが、今年に入って僅かではあるものの回復傾向にあるようだ。といっても、1日のユーザ数が一桁にまで減っていたのが、多い日には20に迫るくらいに増加したという程度なのだけれども。
2022年は1月5日から営業を開始したのだが、水木金曜日の3日間営業しただけで3連休に入ってしまい、1月11日の今日でようやく営業4日目となった。たったの4日で2022年の集客状況を判断することはできないとしても、何となく不安な新年の幕開けだと感じてしまう現状である。
まあ、このままではもう厳しいかと思いつつ、10年、20年と何とかやってきたのであるから、2022年になっていきなり駄目になることはないだろうけれども、新規のお問い合わせが入っても受任には繋がらないようなのばかりだったりすると少し気が焦ったり。
年末からオミクロン株の影響により新型コロナウイルスへの感染者が爆発的に増えているので、それで外出を控えるようになった人が多いというようなこともあるのかもしれないが。今日だって3連休明けなのに東京都での新規感染確認が962人と非常に多いし。
自分自身に関する話でも、いくらオミクロン株が重症化しにくいとしても、もしも感染が発覚してしまったりすれば仕事への影響は甚大なのであるから、感染防止には極めて神経質にならざるを得ない。
そんなわけで、仕事を増やしたいとは思いつつも積極的に動く気にはならないし、様子見ムードの年明けといったところか。
そして、新型コロナウイルスは近いうちに収束すると期待したいところだが、そうなったからといって、当事務所を含む零細司法書士事務所の仕事が一気に増えるかといえば、決して楽観視はできないだろう。
当事務所ではネット集客に力を入れてることもあり、相続登記やその他の相続手続きについてのご依頼が多くなっているが、令和6年4月1日の相続登記義務化を控え、集客も激戦化していくことは間違いないだろう。
相続登記については定型的に大量処理できるものばかりではないから、全てがどこか(大手の司法書士法人など?)に奪われてしまうようなことは無いとしても、現在の平和が続くとも考えられないし。
だからといって、成年後見、民事信託、さらには今から債務整理なんて話もあるようだが、これから新たに手がけて事務所経営の柱にするのは難しいように思う。
他の事務所の経営状況などは全然分からないのだけど、少しでも現状を把握をしたいと思い立って、当事務所の所在地や近隣の司法書士の登録状況など確認してみたところ、複数の司法書士が在籍して急拡大しているようにみえるところは少なく、昔も今も司法書士は1人のみのところが多い。
若くて意欲のある司法書士の皆さまのなかには、相続大競争時代(?)を見越して水面下で動いている方も多いのかもしれないが、早期引退が最大の目標である私としては、現在のような状況が少しでも長く続くことを祈るばかりである。もうしばらくは細々と生き抜いて、無事に司法書士引退の日を迎えると。
しかし、細々とやっていける状況を維持するためには、相当なパワーを注いでネット集客に力を入れていかなければならないはずでもあり。現状でも、相続登記などのキーワードでのSEOはある程度うまくいっていると思うのだが、実際のお問い合わせは決して多くは無いし。
対面での営業活動をせずに、司法書士が集客をするのは非常に難しい時代に入っていると思うばかりであり。では、昔の司法書士はさしたる営業活動もせずになぜ食えていたのかと考えてみるものの、これだという理由はよく分からないし。
新年から暗い感じの話を書き綴ってしまいましたが、何とか元気に頑張っていきましょう。今年もどうぞよろしくお願いします。