まずは、本日のお問い合わせから。

オリンポス債権回収からの督促状が届いている。元々の借入先は武富士。以前から督促状が届いているのを無視していたが、封筒が赤くなったので心配になったとのこと。赤い封筒で督促状を送るのもそれなりの効果があるということか。最後に返済したときから随分経っているようなので消滅時効の援用が可能だと思われるが、裁判所から書類が届いたことは無いといいながら債務名義を取られていたケースが最近いくつかあったので要注意。

夫が亡くなったので手続きについて相談したい。亡くなってから日が浅く、何から手を付けて良いか分からないとのこと。まだ司法書士に相談する段階ではないようにも思えるが、相談できる人がいないということなのだろうか。声を聞く限りではまだまだお若いようで、住宅ローンも組んだばかりだという。すぐに何かお手伝いできるかは分からないとしても門前払いにするのは忍びないので、とにかく事務所へお越しいただくことにした。

相続人中に未成年者がいる場合の特別代理人選任などで、若くして夫を亡くされた方からのご依頼を受けることもしばしばある。どのように声をお掛けしたら良いのか悩むこともあるが、司法書士としてはできるだけ事務的に淡々と手続きをこなしていくべきだと考えている。したがって、ご依頼者のお話しには真摯に耳をかたむけるのは当然であるが、司法書士の側から立ち入った話をするようなことは決してしない。ご依頼者は司法書士に精神的な救いを求めているのではなく、あくまでも裁判所などでの事務手続きをおこなって欲しいだけなのだから。

ブログへのアクセス数が増えない理由

話は突然変わるが、表題通り「ブログへのアクセス数が増えない理由」について。

これで25回目の投稿となる当ブログだが、1日のアクセス数は未だに1桁の日がほとんど。人様に読んでいただきたいような記事を書いているわけではないし、アクセス数が少ないのは別に構わないのだが、アクセス数が少ないということはGoogle検索による流入が少ないということであり、それはつまりGoogleに全く評価されていないわけだ。

1日に1,000以上のアクセスがあるサイトを複数保有している私だが、このまま記事を書いているだけでアクセス数が増えていくものなのか、何だか心配になってくる現状である。とりあえずは、できるだけ毎日更新を100記事達成まで頑張ってみることとしよう。100記事書いても1日100アクセス行かないとしたら、ドメインが悪いのか何が悪いのか良く考えてみるべきかもしれない。

ただ、アクセス数が増えない理由の1つとして考えられるのは、あえてSEO対策的に有利な記事タイトルにしていないこと。業務関連のキーワードなど同業者が検索に使いそうな言葉を散りばめれば、たぶんGoogle検索による流入が増えるはず。けれども、このブログがあまり目立つのも考えものなので、あえて一般的なワードを記事タイトルにしていることが多く、そのため検索にも引っかからないというわけ。

そう言いつつも、「司法書士で新規開業して食えるのか」とかキャッチーなタイトルの記事も書いているので、「司法書士 開業 食える」で検索してみたらこのブログが18位に入っていた。こんな風に狙ってタイトルを付けていけば、ただアクセス数を増やしたいだけなら結構簡単にいけるはず。司法書士事務所のWebサイトだったら、アクセス数が増えてもお問い合わせに繋がらなければ意味がないので、こんなことしても仕方ないのだが。

ブログやサイトへのアクセス数を増やしたいならタイトルの付け方は超重要。Googleはタイトルの最初の方にある言葉が、そのページにとって大事な言葉だと判断する。また、タイトル全体の文字数は少ない方がSEO的に有利。たとえば、相続登記で1位を狙いたいなら、記事タイトルはずばり「相続登記」のみが有利かも。1語のタイトルはちょっと極端だし、それだけで1位になることは絶対にないけど。